吉本興業が宮迫博之（雨上がり決死隊）の契約解消を発表！ 事実上の引退となる可能性～相方「ホトちゃん」は引きつづき「雨上がり決死隊」の名前で活動か
吉本興業は、所属していた芸人・雨上がり決死隊の宮迫博之さんとのマネジメント契約を7月19日(金)付けで解消したと発表しました。
宮迫博之さんについては、6月7日に発売された写真週刊誌「FRIDAY」で他の芸人とともに、振り込め詐欺グループの宴会に参加していたことが報じられ、宴会で歌う様子を撮影した動画もネットで公開され、芸人と反社会勢力の関わりが大きな話題となりました。
吉本興業では6月24日に、当初「謝礼は受け取っていない」としていた宮迫さんら11人が金銭を受け取っていたとして謹慎処分を発表。さらに、芸人それぞれが受け取った金額を公表し、税務申告を修正し、受け取った金額を犯罪被害者の団体に寄付したことを発表していました。
宮迫博之さん・田村亮さんについては芸歴や年齢で若手芸人をリードする立場だったことや、当初金銭を受け取っていないと嘘をついていたことから、復帰については難しいとの見方が強くなっていたところ、7月19日(金)発売の「FRIDAY」で、反社会勢力との“ギャラ飲み”写真が掲載されたことが、“ダメ押し”となった形です。
発表文には「引退」という言葉は使われていませんが、吉本興業に所属していた芸人が、吉本興業側から契約を解消された場合は事実上の引退となってしまう例が多いことから、このまま引退となる可能性もありそうです（ただし、過去に素行不良などで契約解消となった芸人が、別の芸能事務所と契約した例もあります）。
吉本興業は、発表文で「既に報道されている反社会的勢力の主催する会合に出席していた件により謹慎中でしたが、弊社といたしましては、諸般の事情を考慮し、今後の宮迫博之とのマネジメントの継続に重大な支障が生じたと判断し、上記決定に至りました」と理由について説明。
「多くのファンのみなさま、関係各位に多大なるご迷惑ご心配をお掛けしておりますことを重ね重ね深くお詫び申し上げます」と謝罪しました。
なお、吉本興業のタレント検索ページでは、すでに宮迫博之さんの情報は表示されなくなっています。一方で、蛍原徹（ほとはら とおる）さんのプロフィールには、「雨上がり決死隊 蛍原徹」とあり、相方が契約解消されても、蛍原徹さんは「雨上がり決死隊」の名前を残して活動していくものと思われます。