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コルクが飛び出すおそれ… サッポロがワイン「ベリンジャー カリフォルニア・シャルドネ 2017」を自主回収~一部にびん内に残存した酵母の増殖により混濁

[2019/8/7 12:42]

 サッポロビールが6日、同社が輸入・販売しているカリフォルニアワイン「ベリンジャー カリフォルニア・シャルドネ2017 750ml」の一部にびん内に残存した酵母の増殖により混濁している商品が認められたため、同商品の出荷を停止し、自主回収すると発表しました。同社では「今後このようなことの無いよう、再発防止と一層の品質向上に向けて努力する」としています。

 混濁が認められる商品は、酵母による発酵で生じた炭酸ガスにより、びん内の圧力が上がるため、キャップシュールを取り外した後、コルクが浮き上がり、飛び出すおそれがあるとのこと。なお、中味については飲んでも、体に影響はないとしています。

 原因については、製造元へ調査を依頼しているものの、現時点まで、詳細な原因の特定には至っておらず、原因が判明次第、適切な対策を取る予定とのこと。

 対象商品が手元にある場合は、同社に連絡するか、返送すれば、後日、品代相当のクオカードを送るとしています。なお、開栓済みの場合は、中味液を廃棄の上、送付するようにとしています。

ベリンジャー カリフォルニア・シャルドネ
[古川 敦]