コミック購読は「電子媒体」派が半数を超えたことが判明！ 男性より女性の方が電子媒体購読に積極的～「eb-i Xpress」調査

　株式会社Ｇｚブレインが運営する、エンターテイメント消費者動向の企業向け定期サービス「eb-i Xpress」（イー・ビー・アイ・エクスプレス）は、コミック購読における利用媒体の実態調査を実施。

　国内20万人パネルから、全国47都道府県の5～69歳の男女約1万人のモニターを対象に調査した結果を発表しました。

電子媒体歯は52.6％と半数超え。女性に限ると6割超！

　調査の結果、最も利用している媒体は、スマホやタブレット、PC、電子書籍リーダー、家庭用ゲーム機といった「電子媒体」が、52.6％と半数を超える結果になりました。

　性別でみると、男性が「紙媒体」53.0％・「電子媒体」47.0％であるのに対して、女性は「紙媒体」39.6％／「電子媒体」60.4％で、女性の方が、より「電子媒体」を利用していることがわかります。

　特に、「電子媒体」派の20～30代女性では、スマホ利用の割合が大きく、時と場所を選ばず手軽に利用できるスマホでコミックを読む習慣が定着していることが伺えます。

　一方、男性は、主に「紙媒体」を利用していると回答した人が53.0％と過半数超え。男女で利用媒体の好みに違いがあることが明らかになりました。

年代別では、20～50代で電子媒体が紙媒体を上回る

　年代別に見ると、20～50代で「紙媒体」より「電子媒体」利用者の比率が上回りました。中でも、20代では電子媒体の利用比率が高く、およそ7割がコミックを読む際に「電子媒体」を利用していることがわかりました。

　一方で、スマホの未所有者も多いと推測される10代未満～10代は、「紙媒体」でのコミック購読者が約7～9割と大半を占めています。