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歌舞伎「風の谷のナウシカ」の非売品グッズ付き昼夜セット券の販売決定! 1等席のみで34,000円

[2019/8/13 15:59]

 松竹が13日、2019年12月6日(金)~25日(水)まで、新橋演舞場で上演される新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」のセット券の販売を発表しました。

 新橋演舞場で上演される新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」は、昼の部、夜の部の通し上演となり、一般発売に先がけ、10月4日(金)から13日(日)まで、昼の部と夜の部のセット券(※非売品グッズ付き)が販売されることが決定しました。

 対象席種は1等席のみで、価格は34,000円(税込/※非売品グッズ付き)。セット券販売期間内に、チケットホン松竹セット券専用ダイヤルで、昼の部と夜の部を同時に購入の場合に限り、非売品グッズが付いてきます。日にちの組合せは自由で、セット券は一人4セット(8枚)までの販売となります。

 1982年2月号の「アニメージュ」で連載が始まった宮崎駿氏の「風の谷のナウシカ」は、その2年後にはアニメーション映画となり、今回初めて歌舞伎として上演されます。全7巻からなる原作漫画の世界を、昼夜通し上演で見せる今回の歌舞伎は、連載途中で映画化された内容とは異なり、原作漫画のすべてを上演。

 辺境の小国「風の谷」の族長の娘である主人公のナウシカ、そして、ナウシカと対をなす大国トルメキアの司令官である皇女クシャナ。海外でも出版され、映画も上映されて世界に知られるヒロインたちが、歌舞伎の女方としてどのように表現されるのか期待が高まりますが、ナウシカは菊之助、クシャナは七之助が勤め、そのほかの出演には、松也、巳之助、尾上右近が発表されています。

 脚本は、映画「借りぐらしのアリエッティ」(2010年)や「コクリコ坂から」(2011年)で、宮崎との共同脚本に名を連ねる丹羽圭子氏。演出は、今年8月に新橋演舞場で上演された新作歌舞伎「NARUTO -ナルト-」を手がけたG2が担当します。

[古川 敦]