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明日31日(土)放送の「サワコの朝」のゲストは元厚生労働事務次官の村木厚子さん 冤罪事件から10年経った今、壮絶な日々を阿川佐和子さんに話す

[2019/8/30 22:44]

 TBS系列で2011年10月から毎週土曜日午前7:30から放送されている「サワコの朝」は、タレントでエッセイストの阿川佐和子さんが毎回、各界で活躍する著名人と1対1のトークを展開する30分のトーク番組。8月31日(土)放送回のゲストは、元厚生労働事務次官の村木厚子さんです。

 2009年に、虚偽公文書作成容疑など身に覚えのない容疑で逮捕され、そのまま164日間も勾留生活を送った村木厚子さんは、逮捕の瞬間「娘たちが、ニュースで母親の逮捕を知るっていうのは嫌だなと思った」と話します。


 一瞬の隙を狙って「たいほ」の3文字だけをメールで夫に送信。「怖かったけど、それだけ心配していた」と当時を振り返ると、名前ではなく“13番”と呼ばれた拘置所での話を明かします。村木さんがいたのは、トイレを含むわずか3畳ほどの部屋。そこで過ごす毎日は、たった15分間の入浴など、当然ながら多くの制限があった反面、買い物が出来ただけでなく、意外にも食事が充実していたと言います。

 「ちゃんと季節を取り入れてる!って感激しました」と話すメニューの中には「すっごい肌がキレイになったんです!」という美肌へと導く食材があったそうで…。

 拘置所で書き留めた貴重な日記と共に当時を語り、一方で、終わりの見えない過酷な取り調べについて「泣いて怒りました!検事さんたちの常識は狂ってる!って」と暴力的な取り調べに反論したことを明かします。えん罪事件から10年が経った今、壮絶な日々を支えた家族とのエピソードと共に拘置所での経験を阿川佐和子さんいに話します。

[古川 敦]