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大阪市で初! LGBTの人たちのお部屋探しをサポートする窓口が「アパマンショップ天六駅前店」にオープン! 窓口へ行かずにメールでの相談も受け付け

[2019/9/2 15:21]

 タカラレンタックスグループは、LGBTの人がお部屋探しについて気兼ねなく相談や入居申込みができるよう、9月1日にLGBTサポート相談窓口を開設しました。

 サポート窓口が開設されたのは、タカラレンテックスグループが当社グループがフランチャイズで運営する「アパマンショップ天六駅前店」。

 LGBTサポート相談窓口では、LGBTについて研修を受けたスタッフが対応します。大阪市の賃貸仲介ショップで、LGBT専門のサポート相談窓口が設けられたのは今回が初とのこと。

 LGBTについての認識が社会に広まりつつありますが、タカラレンタックスグループによると、同性カップルの入居を受け入れる物件数が少ない、LGBTであることを明らかにすると入居審査で落ちてしまうなど、現在もLGBTがお部屋探しをする際の課題がまだまだ多いとのこと。

 また、非常にプライベートなことなので、入居相談の際に仲介ショップのスタッフにLGBTであることを打ち明けるのは話抵抗がある人が少なくないそうです。

 今回開設されるLGBTサポート相談窓口では、LGBTについての研修を受けた社員が対応。話の内容が他の来店客に聞かれることがないよう、別室で相談いただくことも可能とのこと。

 さらに、店頭に来店しなくても、メールでの相談も受け付け、必要書類や保証人についてもアドバイスしてくれるそうです。

タカラレンテックスグループのLGBT相談窓口のサイン

 タカラレンテックスグループでは、LGBT当事者を社員に採用しているほか、今年2月には就業規則に性的指向や性自認への差別や言動などハラスメント禁止条項を記載。対顧客だけでなく、社内でもLGBTが安心して働ける環境作りの取り組みを進めています。

[工藤ひろえ]