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無印良品は“わかりやすいので”税込表示を継続! 店内飲食も持ち帰りも税込価格を統一~「無駄を省き、適切な産地や素材を選定し直して安心価格の実現を目指す」

[2019/9/26 17:37]

 良品計画が運営する無印良品が16日、2019年10月1日(火)からの消費税率変更および軽減税率導入への対応を発表しました。

MUJI 無印良品 : 10月1日以降も価格を変えません。これからも消費税込み価格。

 同社では、価格表記(店頭、ネットストアとも)を10月1日以降も消費税込みの総額表示を継続し、軽減税率が適用される商品についても、店内で飲食する場合も持ち帰る場合も価格は変わらないとのこと。なお、Cafe&Meal MUJI、MUJI Dinerも同様です。

 同社では、「お客様にとってわかりやすい表示方法であるということから総額表示を選択した」とその理由を説明。また、「無印良品のものづくりの基本となる考え方は、1980年のデビュー以来変わっていません。毎日使うものだからこそ、品質は維持しつつ、生産や流通に係る無駄を省き、適切な産地や素材を選定し直すなどの方法で、お客様が安心してお買い物をお楽しみいただける価格を実現することを目指す」としています。

タグの表示例

 なお、10月1日以降、「IDEE」の商品、および限定店舗で販売している酒・食品の一部については、消費税込み価格を値上げするとのこと。また、「本体価格+税」という価格設定の商品(書籍等)は10月1日以降、新しい税率が適用された消費税込価格となります。一方、付帯サービス料金(お直し代金、配送料、付帯作業料)は総額表示で価格も変えないとのことです。

[古川 敦]