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乃木坂46・伊藤理々杏がオオミミギツネを熱演! 「舞台けものフレンズ」が本日27日(金)開演~けもフレファンには驚きの展開も、ほっこり暖まるフレンズの物語 [写真15枚]

[2019/9/27 22:43]

 ゲーム、アニメ、コミックスなど多方面に展開しているメディアミックスプロジェクト「けものフレンズ」を原作とした「舞台けものフレンズ『JAPARI STAGE!』~おおきなみみとちいさなきせき」が、2019年9月27日(金)に開演しました。10月6日まで品川プリンスホテル クラブ eXで全14公演が予定されています。

 舞台版「けものフレンズ」は2017年6月に初演、2018年1月に再演、2018年11月には「舞台『けものフレンズ』2」が上演され、着実にステップアップし人気を集めてきています。今回はオオミミギツネ役にアイドルグループの乃木坂46の伊藤理々杏さんを迎え、公演史上最多の20名のフレンズ(キャスト)が登場するという規模の大きな作品となっています。

 初演に先駆けて公開された初日会見とゲネプロに参加したキャスト陣は、ほかのキャストのコメントにツッコむなど和気藹々とした作品世界そのままの仲の良いところを見せました。伊藤さんは「参加が初めてですごく緊張しています」と語ると、クロヒョウ役の稲村梓さんがすかさず「それにしては、すごく肝が据わってるね」とツッコみを入れいます。

 「緊張してるんです!」と反応しながらも伊藤さんは、「みんな仲良くて、居心地の良い明るい現場です。だから思い切り演じることができます。フレンズみんなで協力して公演を頑張っていきたいです」と意気込みを語りました。

 会見では20人ものキャラクターが登場するということで、注目のキャラクターを聞かれた伊藤さんは「ブタさんです。メチャクチャ可愛くて!」と切り出すとタヌキ役の加藤里保菜さんも頷きます。かなり強烈なキャラクターで、初登場シーンは多いに盛り上がります。このほかにもかなり重要な役として登場するシベリアンハスキーの名前を挙げるキャストも多くいました。

 舞台稽古の裏話を聞かれたホワイトタイガー役の野口真緒さんは、「伊藤さんが休み時間に舞台裏で寝ていて、側を通るときに音を立てたらビクッと起きちゃったんです。そうしたら台詞を覚えているフリをしていて……休み時間だから寝てても良いのに、練習してるアピールが凄くて。それがすごく可愛かった(笑)」と明かすと、伊藤さんは「恥ずかしぃ」と顔を隠して真っ赤に。

 ストーリーについてはぜひとも実際にご覧いただきたいところですが、野口さんが「『けものフレンズ』を知っている人はすごくビックリすると思う」とコメントしているとおり、これまでの「けもフレ」を知っている人はその展開には本当に驚くはず。

 しかし、その芯にあるものは、フレンズ達の絆であり、暖かい物語が展開。ラストは「“光る棒”を振るタイミングがあるので一緒に楽しんで」(ヒツジ役の西川美咲さん)ということで大盛り上がりなので底抜けに楽しんでほしい舞台になっています

 当日券の用意もあるので、オカピ役の野本ほたるさん曰く「登場フレンズも20分と多く舞台はぎゅうぎゅう詰めなので2回、3回と、通ってみんなを観て欲しい」ということで、何度も観て「けものフレンズ」の世界に浸ってみては?

[船津 稔]