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【名作の宝庫】最高だった90年代以降のNHKアニメランキング! 3位「ふしぎの国のナディア」、2位「3月のライオン」。1位は、忍術学園が舞台の長寿アニメ!

[2019/12/6 11:55]

 NHKの番組といえばニュースや朝の連続テレビ小説、大河ドラマなどがまず思い浮かびますが、実は良質なアニメを数多く制作している「アニメに強い放送局」でもあります。

 NTTレゾナントが運営するランキングサイト「gooランキング」では、最高だった90年代以降のNHKアニメについて調査を実施。6,835票が寄せられたアンケート結果をもとに、ランキングを発表しました。


1位は、「忍たま乱太郎」!

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 1位には、朝日小学生新聞で連載されていた漫画「落第忍者乱太郎」を原作とする「忍たま乱太郎」が選ばれました。原作は1986年から2019年にかけて連載されていた長寿漫画ですが、現在放送中のアニメも放送開始が1993年という息の長い作品です。

 物語の舞台となるのは戦国時代で、忍術学園に入学した少年・乱太郎が、個性豊かな仲間や先生たちとさまざまな経験をしながら、成長していく姿が描かれています。

 主人公の乱太郎をはじめ、友人のしんべヱやきり丸たちも決して優等生ではありませんが、何があっても明るく・楽しく・愉快に乗り越えていく「忍たま乱太郎」を見て元気づけられた人が多いようです。

2位は、「3月のライオン」!

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 2位に続いたのは「ハチミツとクローバー」で知られる羽海野チカさんの同名漫画が原作の「3月のライオン」(2016年)でした。

 主人公の桐山零は幼い頃に事故で両親を亡くし、自立するために若くしてプロ将棋棋士となる道を選びます。心に深い傷を負っている零は、ふとしたきっかけで面倒見の良い女性・川本あかりに出会い、彼女やその妹・ひなた、モモらと交流を重ねることで次第に人として大切なものを取り戻していきます。

 本作は零にとどまらず、彼を取り巻く人々の葛藤する姿、生き方までも丁寧に描かれているのが特徴。登場人物の細かな心の襞も繊細に描き出すこだわりから生まれる物語の厚みが、視聴者を強く引きつけるのかもしれません。


3位は、「ふしぎの海のナディア」!

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 3位には、「新世紀エヴァンゲリオン」の庵野秀明監督が、総監督を務めた「ふしぎの海のナディア」(1990年)がランクインしました。

 「ふしぎの海のナディア」は、ジュール・ヴェルヌが1869~1870年にかけて発表した小説「海底2万マイル(海底二万里)」を原案とする作品。不思議な力を持つ少女・ナディアと発明好きの少年・ジャンが、ネモ船長率いる潜水艦ノーチラス号に乗り込み、大海原を舞台に壮大な冒険を繰り広げます。

 庵野秀明監督のほか、アニメーター・漫画家の貞本義行さん、「シン・ゴジラ」監督の樋口真嗣さん、作曲家・鷺巣詩郎さんら一流の才能が結集して作り上げられた本作は、以降に登場した多くのアニメに影響を与えました。


TOP10はこちら!

 TOP10には、1995年から放送された「あずきちゃん」から、今年放送されたばかりの「進撃の巨人 Season3」まで、幅広い年代に制作された作品が並びました。

 4位の「メジャー」は、「週刊少年サンデー」で連載された漫画「MAJOR」(作・満田拓也)のアニメ化作品。2004年から2010年まで放送された人気作品。

 原作の続編「MAJOR 2nd」もNHKでアニメ化され、2018年にNHK Eテレで放送されました。第2シーズンの制作も決定しており、2020年4月から放送される予定です。

 10位の「あずきちゃん」は、NHKの「衛星アニメ劇場」で放送された、小学5年生のあずさが主人公のアニメ。少女漫画誌「なかよし」で連載された同名漫画が原作ですが、漫画の原作者はあの秋元康さん。放送作家、作詞家、アイドルのプロデューサーなど多才な秋元康さんですが、少女漫画の原作まで手掛けていることに驚かされます。

 gooランキングでは、59位までの全ランキングを公開しています。


<最高だった90年代以降のNHKアニメランキング TOP10>

1位:忍たま乱太郎

2位:3月のライオン

3位:ふしぎの海のナディア

4位:メジャー

5位:銀河へキックオフ!!

6位:カードキャプターさくら

7位:電脳コイル

8位:団地ともお

9位:進撃の巨人 Season3

10位:あずきちゃん

[工藤ひろえ]