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吉川晃司が美しい白髪の紳士名探偵に! 地上波連ドラ初主演の「探偵・由利麟太郎」が本日16日(火)から5週連続放送~横溝正史の名探偵シリーズ「由利麟太郎」が初連続ドラマ化

[2020/6/16 18:39]

 カンテレ・フジテレビ系火曜夜21時の新ドラマ「探偵・由利麟太郎」が、2020年6月16日(火)から5週連続特別ドラマとして放送されます。

 金田一耕助シリーズで知られる横溝正史氏が世に送り出した、戦後初の本格長編小説「蝶々殺人事件」を含む「由利麟太郎」シリーズを初めて連続ドラマ化したもので、ロックミュージシャンであり、俳優である吉川晃司さんにとって、地上波連続ドラマ初主演となります。

 京都を舞台にした今作は、本社を大阪に構えるカンテレにとって“ALL関西”を掲げてドラマ制作に取り組んだ意欲作で、ゴールデン・プライム帯の連続ドラマを“ALL関西”で制作するという試み”は、1985年に放送された「影の軍団 幕末編」(1985/10/7~1985/12/30)以来、34年ぶりとなります。

 また、34年前に「影の軍団 幕末編」を共に制作した、歴史ある東映京都撮影所と再タッグを組み、プロデューサー、監督を含め、関西の制作スタッフが集結。スタジオセット撮影から、ロケ撮影など、すべて京都をはじめとする関西地区で行なっており、すでに全撮影は終了しているとのことです。

 吉川さん演じる主人公・由利麟太郎は、元警視庁捜査一課長という経歴を持つ、白髪の名探偵。そして、そんな由利を敬愛し、助手としてバディーを組むのは、志尊淳さん演じるミステリー作家志望の青年・三津木俊助。昭和を代表するミステリー作家・横溝正史氏のおどろおどろしい、奇怪な世界を現代風の新解釈で、新たな名コンビによるホラーミステリーを“京都”を舞台に描かれます。

 そんな由利麟太郎演じる吉川晃司氏は、今年デビュー36周年を迎えた希代のロックスター。ミュージシャンとして活躍し続ける一方、俳優としてもその幅を広げています。デビュー作の映画「すかんぴんウォーク」で初主演。その後、「ユー・ガッタ・チャンス」、「テイク・イット・イージー」と、吉川を主人公とした3部作が映画化。また、映画「必死剣 鳥刺し」では、第34回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞しています。

 映画の他にも、TVドラマ「天地人」(NHK/2009)、「八重の桜」(NHK/2013)など、NHKの大河ドラマで大役を演じ、「下町ロケット」(TBS/2015・2018)で演じた財前部長役で強い印象を残し話題になりました。さらに、「連続ドラマW 黒書院の六兵衛」(WOWOW/2018)で、TVドラマ初主演を務めています。

 今回、地上波連続ドラマ初主演となる吉川さんは、このオファーに、「面白い挑戦だなと。普通のドラマをやるなら僕には声を掛けないでしょう」と笑い、舞台となる京都で名探偵を演じきった吉川さんは、「ちょっと不思議な手触りの作品になっていると思う」と、手応えを感じているようです。

 志尊さんは、吉川さんとバディーを組むことを「大きなこと」と捉えたようで、吉川さんとの共演に、「ミュージシャンとしてのパフォーマンスはもちろんのこと、一人の人間としても、なんてかっこいいんだろう、ついていきたいと感じていた僕の気持ちと、由利麟太郎先生についていきたいと思う三津木くんの気持ちがリンクしているように感じました」と語り、吉川さんとのバディー感が「どんどん近くなっていく」とのことです。

ストーリー

 由利麟太郎(吉川晃司)は、かつて、警視庁にその人あり、と知られた捜査一課長だった。しかし、ある事件をきっかけに退職。学生時代を過ごした京都に住まいを移し、今では、殺人者の行動、心理を分析する“犯罪心理学者”として活躍している。その一方で、警察からの依頼を受け、事件の捜査を手伝っている。由利の捜査方法は、「ひたすらに事件現場を観察し続けること―」。学生時代にアメリカのロッキー山脈で出会ったハンターから学んだトレース技術に基づき捜査する。

 また、由利は、先端恐怖症でありながら、弓で矢を射る武道・弓道の心得もある。静寂の中、弓を構え、的を見据えることで、彼は精神を集中させ、それが難事件解決の一助となっている。見た目は白髪の紳士で、あまり多くを語らない静かな男だが、その洞察力と論理的思考は天才的である。

吉川晃司さんのコメント

 “由利麟太郎”をやらないか? とお話をいただいたとき、面白い挑戦だなと思いました。そもそも、普通のドラマをやるのなら、僕には声を掛けないでしょう(笑)。

 変わったこと、攻めたことをやりたいというプロデューサーや監督の想いを感じました。伝統ある東映京都撮影所を拠点として、職人技を持った太秦のスタッフの方々と一緒に、映画のようなスケールとこだわりで撮影できたことに、手応えを感じています。

 由利は、心の奥底に深い孤独を抱えながら、人生をさすらっている男。セリフよりも、横顔や後ろ姿で、彼の生きざまを醸せればと思いながら演じました。

 助手の俊助を演じている(志尊)淳はとても勘が良く、頭の回転も速い。由利との関係性もうまく出ているんじゃないでしょうか。セリフの量では淳が主役です(笑)。

 ちょっと不思議な手触りの作品になっていると思うので、楽しみにしていてください。

志尊淳さんのコメント

 今回お話を頂き、やらせて頂く背景で大きかった要因の一つとして、吉川晃司さんとのバディーというところがありました。ミュージシャンとしてのパフォーマンスはもちろんのこと、一人の人間としても、なんてかっこいいんだろう、ついていきたいと感じていた僕の気持ちと、由利麟太郎先生についていきたいと思う三津木くんの気持ちがリンクしているように感じました。

 そんな二人の色濃く、コミカルなバディーが、いろんな角度から事件の謎を解決していきます。
撮影を経て、僕と吉川さんの距離が縮まったのと同じように、どんどん近くなっていく由利先生と三津木くんのバディー感もお楽しみに。

演出・プロデュース 木村弥寿彦氏(カンテレ)のコメント

 原作を読んですぐに由利麟太郎は、吉川晃司さんだとイメージしました。

 白髪の紳士という設定もありますが、由利の冷静沈着でクールに事件を解決する姿は、吉川晃司さんという唯一無二の存在でしか表現できないものがあると感じお願いしました。

 挑戦的で刺激的で怪奇な世界観を味わうことができるエンターテインメントドラマです!

[古川 敦]