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長崎県の縫製工場、接触冷感素材「アイスコットン」と 小林製薬の持続性抗菌剤「KOBA-GUARD」使用のニットマスクを開発! Makuakeで予約販売開始

[2020/7/3 16:44]

 長崎県の縫製工場、株式会社アパレルオオタは、天然の接触冷感素材「アイスコットン」と小林製薬の持続性抗菌剤「KOBA-GUARD(コバガード)」を使用したニットマスクを開発。

 2020年7月3日(金)より、クラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」で予約販売を開始しました。

 価格は、同色2枚組で3,800円から(税込・送料込み)。商品は8月上旬から順次発送されます。

 マスクは男女兼用の1サイズで、カラーはネイビーブルー系、ダークグレー系、ライトブルー系、ベージュ系、フラミンゴピンク系、ホワイトの6種類を用意。

 “系”がついているのは、品薄で入手困難となっているアイスコットンの生地を多く確保しようとしたところ、色とりどりの生地が集まったため、カラーを系統で分けて販売することにしたとのこと。このため、同じカラー系統でも、少し色合いや表情が違うものもあるそうです。

 また、アイスコットン自体は、コットン100% の特殊紡績糸ですが、生地の規格によってはポリエステルなど他の繊維が含まれている生地もあるとのこと。全ての生地には50% 以上のアイスコットンが使われているとしています。

 サイズは、縦が約14cm、横18cmの男女兼用ワンサイズ。

 アイスコットンは、150年以上の歴史を持つスイスの紡績会社Spoerry1866社が開発した綿100%の接触冷感素材。

 羽毛ふとんが多くの空気を抱き込むことで暖かさを感じるのと反対で、超強撚糸で織られたアイスコットン生地は、毛羽をなくし糸に空気を抱き込まないことで、触るとひんやり感じる「接触冷感」を実現。生地表面に触れた瞬間の温熱感を表すQ-Maxデータでは、0.20以上のスコアを達成しています。

 また、小林製薬の持続性抗菌剤「KOBA-GUARD」は、アメリカ海軍が原子力潜水艦の閉ざされた空間において、微生物の増殖をコントロールするために開発された技術を活用したもの。

 今回予約販売されるマスクは、「KOBA-GUARD」を活用し、繊維に「抗菌」加工を施すことで、ニオイの原因となる細菌の増殖を抑制することができるとしています。

 販売する株式会社アパレルオオタは、海、山などの大自然に囲まれた長崎県の最南端に位置する、従業員150人ほどのカットソーメインの縫製工場。昭和61年に創業し、2021年に創業35周年を迎えます。

 今回マスクを販売するにあたっては、婦人服やベビー服の縫製で培った技術やネットワークを駆使し、冷感と抗菌の機能を兼ね備えた夏用マスクを開発。

 紳士用の高級シャツなどでも使われている天然の接触冷感素材「アイスコットン」のニット生地を採用し、大手製薬会社・小林製薬株式会社の持続性抗菌剤「KOBA-GUARD」加工を施した本格的な夏の爽快マスクとして、クラウドファンディングサイトでの予約販売を開始しました。

[工藤ひろえ]