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少年隊の錦織一清さんと、植草克秀さんがジャニーズ退所 「少年隊」の名は今後活動予定はないものの残す~「例えるならば、35年間で殿堂入りに値するほどの実績」

[2020/9/20 21:20]

 ジャニーズ事務所が20日、1985年12月12日に「仮面舞踏会」でレコードデビューした「少年隊」の錦織一清さんと、植草克秀さんが、2020年12月31日をもって退所し、新たな道へと進むと発表しました。

 今後、「少年隊」としては、活動の予定はないものの、その功績と「少年隊そのものは残したい」というメンバーの意向を尊重し、その名を残すとのことです。同社では「例えるならば、35年間で殿堂入りに値するほどの実績を地道に積み重ねてきたグループでございます。これまでと変わることなく、後輩たちの道標であり続けることができますよう、その環境を整えることといたしました」と説明。

 「私達は、2人の決断に誠実に向き合うため、ジャニーのエンターテイメントを表現し続けてきた少年隊の歴史に敬意を表し、これまでの功績に対する感謝とともに新たな道へと送り出す」としています。

 また、2020年12月12日(土)に「少年隊 35th Anniversary BEST」と、DVD22枚組「少年隊 35th Anniversary PLAYZONE BOX 1986-2008」がリリースされます。

弊社所属タレント「錦織一清・植草克秀(少年隊)」に関するご報告(全文)

 平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

 この度、弊社所属タレント錦織一清・植草克秀(少年隊)は、2020年12月31日をもちまして、ジャニーズ事務所所属タレントとしての活動を締め括り、新たな道へと進みますことをご報告申し上げます。

 そして、ジャニーが生み育てた少年隊につきましては、その功績と少年隊そのものは残したいというメンバーの意向を尊重し、これからも所属グループとしてその名を残すことといたしました。少年隊は、例えるならば、35年間で殿堂入りに値するほどの実績を地道に積み重ねてきたグループでございます。今後、グループとして活動の予定はないものの、これまでと変わることなく、ジャニーズ事務所におきまして、後輩たちの道標であり続けることができますよう、その環境を整えることといたしました。

 これまで約40年間、錦織並びに植草を温かく見守り、応援してくださったファンの皆様、叱咤激励とともにご支援くださった関係者の皆様に心より御礼申し上げます。

 そして、少年隊を支えてくださったすべての皆様の存在があったからこそ35年間、グループとして活動を続けることができました。改めまして、心より感謝申し上げます。

 錦織と植草は少年隊結成以来、東山と共に独自のエンターテイメントを追求し、道を作ってまいりました。現在ほど、環境が整っていない時代に自らを磨き、挑戦し続けることは大変な苦労が伴いますが、それを乗り越えるための努力により培われた少年隊のパフォーマンスは、これからも後輩たちに受け継がれていきます。

 そして、ジャニーズ事務所もまた、少年隊が存在したことにより、新たなチャレンジの機会にも恵まれ、その経験のおかげで今日のジャニーズグループがございます。

 私達は、2人の決断に誠実に向き合うため、ジャニーのエンターテイメントを表現し続けてきた少年隊の歴史に敬意を表し、これまでの功績に対する感謝とともに新たな道へと送り出すことといたしました。

 少年の頃から人生における多くの時間をジャニーズで過ごしてきた2人にとって、これからの人生におきましても、これまでご支援くださった皆様の存在が支えとなることは間違いございません。皆様におかれましても、自身で選んだ道を歩むこととなります錦織と植草をこれからも変わらず、温かく見守っていただけましたら幸いに存じます。

 そして、これまで3人が紡いできた少年隊の歴史が色褪せることなく、輝いたものであるために、所属事務所として力を尽くしてまいります。

 2020年9月20日
 株式会社ジャニーズ事務所

[古川 敦]