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大塚家具の大塚久美子氏が12月1日付で退任 「黒字化に向けて道筋がつきつつあり、久美子氏より辞任を申し出」~新社長は現会長でヤマダHD社長の三嶋恒夫氏

[2020/10/28 16:52]

 総合インテリア販売の株式会社大塚家具が28日、2020年10月28日開催の取締役会で、代表取締役社長 大塚久美子氏が2020年12月1日付で退任すると発表しました。

 同社は、2019年12月の株式会社ヤマダホールディングス(旧社名 株式会社ヤマダ電機)との資本提携から2020年12月に1年が経過するにあたり、株式会社ヤマダデンキのLABIおよび家電住まいる館での家具展開や同社店舗での家電展開など提携によるシナジーの実現に一定の進捗があったこと、また、今期は通期赤字を見込むものの、前期に比べて大幅な改善がみられ、来期の黒字化に向けて道筋がつきつつあることから、過去の業績についての責任を明確にする意味で、大塚久美子氏より2020年12月1日付で代表取締役社長および取締役を辞任したい旨の申し出があり、取締役会がこれを受理したとのことです。

 新代表取締役社長は、株式会社ヤマダホールディングスとのより一層の連携強化により業績回復を加速化するため、株式会社大塚家具の代表取締役会長で、2020年10月に株式会社ヤマダホールディングス代表取締役社長に就任した三嶋恒夫氏が、兼任するとしています。

[古川 敦]