「V6」が11月1日に解散 森田剛は退所。トニセンは存続、カミセンは活動終了~「冗談を言い合った日々と、ファンの笑顔。この思い出は、一生消えることのない僕たちの宝物」
ジャニーズ事務所は12日、同社所属アーティスト「V6」が2021年11月1日(月)をもって解散すると発表しました。「6人がV6のメンバーであることを誇りに思い、一人の人間として、これからの人生に対して前向きに決断した結果」としています。
ジャニー氏のもとに集い、V6として共に歩むこととなった6人は、1995年11月1日にCDデビュー。それ以来、地道に日々を積み重ね、人生の半分以上をV6として過ごしてきた結果、2020年にデビュー25周年を迎えました。配信LIVEという形でありましたが、「ファンと同じ時間を共有し、感謝の気持ちを自分たちのパフォーマンスとそれぞれの言葉でお伝えできたことがメンバー自身、何より嬉しく、その思いを6人で噛み締めながら立つことができたステージとなった」とのことです。
2019年春頃より、デビュー25周年に向けて、6人で話し合う機会が増え、ファンと共に過ごす時間について真剣に向き合うことにより、グループとしての活動に加えて、個人の人生についても率直に気持ちを伝え合う機会となり、6人にとって、メンバー全員が40歳を迎えて向き合うV6の節目は、人生そのものと向き合うことを意味していたそうです。
そして、森田さんより「これからの人生、ジャニーズ事務所を離れた環境で役者としてチャレンジしたい」という発言があり、5人はその思いを受け止め、以降、何度も本音で話し合い、全員で今回の結論を導き出したとしています。
森田さんの発言がきっかけではあるものの、5人も年齢を重ねるにつれて、今後の人生について考える機会が増えていたことは事実であり、だからこそ、メンバーが、森田さんの気持ちを素直に受け入れることができ、尊重しようという思いで一致したとのことです。
最終的には、メンバー自身、自分たちが追求してきたエンターテイメントに納得することができたため、より一層の成長を考えたときに、次のステップに挑戦したいという気持ちが芽生えたこと、そして「この6人でなければV6ではない」という思いが6人の中で一貫していたことから決断することができたとしています。
2021年11月1日以降、森田剛さんは、ジャニーズ事務所を退所し、新たな道を歩み、坂本昌行さん、長野博さん、井ノ原快彦さん、三宅健さん、岡田准一さんは、引き続きジャニーズ事務所に所属し、個人で活動していくとのことです。
以上を踏まえて、V6のグループ内ユニット「20th Century」は存続し、「Coming Century」はV6の解散をもって活動終了となります。
「これから歩む道は異なりますが、それぞれの場所で一人の男性として成長することができますよう、精進してまいります。2021年11月1日まで心を込めて皆様への感謝の気持ちをお届けしてまいりますので、引き続き、V6をよろしくお願い申し上げます」とのことです。
【全文】 V6よりご報告「ファンの皆さんへ」
いつも応援してくださる大切なファンの皆さんに僕たちV6からお伝えしたいことがあります。
1995年11月1日にV6としてデビューし、誰一人欠ける事なく25年間走り続けてきました。どんな時でも皆さんが惜しみなく送ってくれた声援に支えられ、ひたすら前を向いてきました。
男だけの集まりですから、ぶつかり合うこともありましたし、会話がなくなることも多々ありました。でも、今になって強烈に思い出すのは、冗談を言い合ってはしゃいだ日々と、ファンのみんなの笑顔です。
この思い出は、一生消えることのない僕たちの宝物です。
僕たちは、2019年の春頃から、自分たちの人生について深く話し合うようになりました。何度も6人だけで話し合いを重ね、それぞれが一人の男として、大きな決断をすることとなりました。
突然のことで驚かせてしまうかもしれません。悲しませてしまうかもしれません。でも、とても大事なことなので、自分たちの言葉で皆さんに伝えます。
僕たちV6は、
2021年11月1日をもちまして、解散します。
まだまだ落ち着かない日々が続く中、このような報告をさせていただくことをどうかお許しください。
この決断は決して後ろ向きなものではなく、僕たちがより成長し、次のステップに進むためのものです。
僕たち6人が築き上げた、他人でも友達でも家族でもない、特別で大切な関係。
それをいつも笑顔で見守ってくれる皆さんとの絆は、今後も変わることがないと信じています。
今もなお、メンバー同士、冗談を言い合える日々が続いていることに感謝し、残された時間を大切なファンの皆さんとどう過ごしていけるのか、日々話し合っていきたいと思います。僕たちの気持ちは一つです。
新型コロナウイルスの影響により、世界中で困難な状況が続いております。
表現者として、V6として、一人でも多くの笑顔を増やせるよう努めてまいります。
最後になりますが、
V6を愛してくれてありがとうございました。
見守ってくれてありがとうございました。
まだまだ、僕たち6人にしか出来ないことを追求していきます。
懲りずに応援していただけたら幸いです。
心からの感謝を込めて。
2021年3月12日
坂本昌行
長野博
井ノ原快彦
森田剛
三宅健
岡田准一