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成人識別たばこ自動販売機システム「taspo」が2026年に終了! 通信回線のサービス終了で継続困難と判断
[2021/10/8 20:59]
一般社団法人日本たばこ協会(TIOJ)と全国たばこ販売協同組合連合会が8日、2008年に導入した「成人識別たばこ自動販売機システム(taspo)」を、2026年3月末をもって終了すると発表しました。
2021年10月1日(金)のたばこ税増税などに伴い、たばこの小売定価が値上げされます。https://t.co/R4Q0cGLl2Y
— ネタとぴ (@netatopi)September 29, 2021
「taspo」で使用している通信回線が2026年3月末でサービス終了することになり、今後の対応について様々な検討を行なったところ、成人識別の厳格性担保を前提とした現行「taspo」を継続することは困難であるとの判断に至り、通信回線のサービス終了時期をもって「taspo」も終了することにしたとのことです。
また、購買行動の変容を受けたTIOJ会員社の販売チャネル戦略上のたばこ自動販売機の位置付けの変化、たばこ自動販売機利用者、「taspo」導入たばこ販売店への影響緩和などを鑑み、2023年4月から「taspo」終了の2026年3月末までの3年間、運営主体をTIOJ から、たばこ自動販売機を所有するたばこ販売店が多く加盟する全国たばこ販売協同組合連合会に変更するとのことです。なお、運営主体の変更に伴う、「taspo」カード利用者、「taspo」導入店の手続などは不要です。
また、2026年4月以降もたばこ自動販売機の稼働を希望するたばこ販売店は、たばこ小売販売業の許可条件に記載の通り、財務省が認定する「taspo」以外の成人識別装置を取り付ける必要があり、「財務省が認定している方法として、運転免許証やマイナンバーカードを使ってたばこを購入できるたばこ自動販売機があると聞いています」とのことです。