明日10日(水)はラーメン無料券がもらえる! 天下一品が「50周年創業記念イベント」を開催~創業者特別インタビューも。「“こってり”は私の命です。これからも永遠に守り抜き、後世に伝える」
京都北白川発祥の鶏がらや野菜などを用いたこってりスープで有名な中華そば専門チェーン店「天下一品」が、2021年11月10日(水)に創業50周年を迎え、それに伴い、創業記念日である同日に、ラーメン1杯につきラーメン(並)無料券を進呈します。創業者である木村勉会長への特別インタビューも公開されました。50年間を振り返っての苦労や天下一品のおすすめの食べ方、ラーメンへのこだわりなどについて語っています。
天下一品50周年 創業記念イベント
創業日当日の11月10日(水)には、店内でラーメン1杯(並、大、特大、定食[セットなど]を含む)食べると、「ラーメン(並)1杯無料券」がプレゼントされます。
※持ち帰りラーメン・オンラインショップ(WEB屋台)・宅配サービス・ミニラーメンは進呈対象外です。
※「ラーメン(並)1杯無料券」が進呈予定数に達した際には、当日のラーメン代金から天下一品こってり(並)・天下一品あっさり(並)単品価格の半額分が割引かれます。
※一部開催しない店舗があります。
※一部店舗では開催日が異なります。
※新型コロナウイルス感染拡大状況や、天災地変、その他やむを得ない理由により延期又は中止する場合があります。
こってり一筋50年! スープの誕生秘話
創業者の木村勉氏が約4年におよぶ試行錯誤の末に誕生させた天下一品のこってりスープ。その食材は鶏がらや野菜など、よく知られるものですが、木村氏が苦心の末に完成させた天下一品秘伝の製法にかかると、どこにも真似できない味わい深く美味しいスープになるとのこと。
創業当時、木村氏が屋台仲間のおじいさんから教わった基本のスープは、どこの屋台にもある醤油味のスープで、「この味ではわざわざ来てもらえない」と、毎日四苦八苦しながら研究を重ね4年目に、やっとたどり着いたその味が、天下一品秘伝のスープの誕生です。鶏がらなどの食材をじっくりと炊き出すなどして作るスープは、口当たりはこってりながらも、後味は驚くほどすっきりしていて、50年間守られ続けています。
創業者 木村勉会長インタビュー
木村勉会長に特別インタビューを実施。50年間を振り返っての苦労や天下一品のおすすめの食べ方、ラーメンへのこだわりなどについて語っています。
―天下一品を開業するきっかけとなったエピソードは?
勤めていた会社が倒産し、手元に37,000円しかなく、当時自分にできそうなことが屋台でラーメン屋をすることぐらいでした。
―50周年を振り返って、最も苦労したことは?
たくさんあり過ぎますが、やはり屋台を引いていた頃、いろんな嫌がらせを受けたり、ラーメンの材料や調理器具そろえるのに、家財道具を質に入れたりしながら調達し、明日食べるお金を稼ぐのも大変でした。
―天下一品の味を極めたのは創業からどのくらいの時期?
屋台から第1号店となる本店ができる頃までの約4年近くかけて「こってり」を生み出しました。
―この味に確信(自信)が持てるきっかけとなったエピソードは?
屋台時代、毎回お客さんにも味見をしてもらいながら試行錯誤し、他には絶対にないだろうと思われる、こってりながらも後味がすっきりとした、1度食べたら忘れられないスープを完成させました。
―今では、全国にファンを持つ人気ラーメン店に成長しましたが、その要因は?
他には真似のできない唯一無二の味、「こってり」の味を守り続けてきたことです。
―余ったスープにライスを入れるといったアレンジはどのように思いますか? また、推奨する食し方は?
お客さんが色んなこだわりの食べ方をされているのは、「こってり」が愛されているのだと嬉しく思います。どんぶりのふちに口をつけて、スープと麺を一緒にすするように食べるとさらに美味しさが増すので、おすすめしています。熱々なのでやけどに注意してください。
―天下一品以外で好きなラーメンはありますか?
研究のため、色んなラーメン屋には行って食べますが、(好きなラーメンは)ありません。
―50周年記念動画を見た感想は?
これまでのCMイメージと変わって面白い。ただ、「こってり」食べてマッチョになると思わるのではないかと心配ではあります。
―こってりスープにこだわり続けている理由は?
今の「天下一品」があるのは、50年もの間、愛され続けている唯一無二の味「こってり」のおかげ。「こってり」は私の命です。
―天下一品が今後目指すことは?
目標は国内300店舗。これからも永遠に「こってり」を守り抜き、後世に伝え、残すこと。海外進出は2代目社長に任せます。
【代表取締役会長 木村勉氏】
1935年6月3日京都生まれ。1971年(昭和46年)、勤めていた会社が倒産し、食べていくために京都でラーメン屋台を引き始め、第1号店となる「天下一品総本店」を開店するまで壮絶な苦労をしながら約4年間試行錯誤を繰り返し、1度食べたら忘れられない唯一無二の味、「こってりスープ」を生み出した。「こってり」を守り続け、「天下一品」を今では全国に230以上の店舗数を誇るラーメンチェーンに成長させた。持ち金37,000円からのスタートだった。座右の銘は「正しい努力」。
天下一品 創業50周年記念 Web CM
創業50周年を記念して制作されたWebCMが3本公開中です。「こってり天国(ヘヴン)」をキャッチコピーに、天下一品らしい、“こってり感”が全面に押し出されたユニークなWeb CMです。
1. 天下一品 2021年CM「剣道」篇
自宅で天下一品の味を楽しめる商品「家麺」を贅沢に味わう女性の背後で、激しい剣道の試合が行なわれています。女性が感動する度に、女性「かん…」剣士「ど~う!!」と技を決めながら合いの手を入れてくる二人の剣士。最後には、小手を決めながら、剣士「こ~って~」女性「り~!」と、息の合った「こってり」の掛け合いが見られます。
2.天下一品 2021年CM「マッチョ」篇
天下一品の店舗に突如現れたボディビルダーの箕浦啓?朗さん、みさみささん。マッチョな二人が、凄まじい勢いでラーメンをすすり出します。すると、周りのお客さんがオーディエンス化し、「こってりの土台が違うよ~!」「こってりすぎて眠れない夜もあっただろう~!」とボディビル大会さながらの掛け声で応援しはじめます。
3.天下一品 2021年CM「シズル」篇
食欲のそそられるラーメンのスープや麺が、オーケストラの壮大なサウンドと共にドアップで登場。麺が天に昇っていく様子が、キャッチコピーの「こってり天国(ヘヴン)」を体現しています。