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気象庁が明日10日(木)明け方からの大雪への警戒を呼びかけ 東京23区でも5~10cmの積雪の予想~予報が難しい現象のため、最新の予報に留意するよう注意喚起

[2022/2/9 23:27]

 気象庁が、2022年2月10日(木)明け方から11日(金)朝にかけて、関東甲信地方を中心に広い範囲で大雪となり、東京23区でも積雪のおそれがあると発表しました。気温が予想より低くなった場合には警報級の大雪の可能性もあり、大雪による交通障害、施設被害に注意・警戒を呼びかけています。

 関東地方南部の平野部でも積雪となるおそれがあり、東京23区では11日(金)12時までの24時間で5cm~10cmの降雪量が予想されており、気温が予想より低くなった場合には、東京23区をはじめ関東地方南部の平野部でも警報級の大雪となる可能性があるとのことです。

 太平洋側の雪の多くは、南の海上を通過する低気圧(南岸低気圧)によってもたらされ、予報が難しい現象の一つで、低気圧の位置や気温などにより降雪量が大きく変わるため、最新の予報に留意するよう注意喚起しています。

 また、国土交通省も、車両での外出せざるを得ない場合は、雪用タイヤの装着を確実に行ない、橋上などで濡れた路面状態では特に危険なため、走行速度、急発進、急ブレーキなど十分に注意するよう呼びかけています。冬タイヤの未装着などにより立ち往生した事業用自動車に対し、悪質な事例については、監査をしたうえで、安全管理義務違反として、当該事業者の行政処分を行なうとしています。

 内閣府の公式Twitterでは、雪道を安全に歩くコツをツイート。滑りやすい雪道では、小さな歩幅で、体の重心はやや前にして、靴の裏全体を路面につけるように歩き、バランスを取ったり転んだ時に受け身を取ったりするために、両手はポケットから出すように注意喚起しています。

[古川 敦]