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テスト販売は3日で完売! 貝印の世界初「紙カミソリ」がローソンで先行発売~お湯に濡れても使用可能。組み立て式で約5mmの薄型パッケージ、約4gと軽量・薄型・コンパクト

[2022/2/24 10:58]

 1908年創業のグローバル刃物メーカーの貝印が、ハンドルに紙、刃体(ヘッド部含む)に金属を使用し、従来比98%のプラスチック部分を削減した“脱プラスチック仕様”「紙カミソリ」を、2022年3月22日(火)に全国のローソン店舗(14059店:2022年1月末時点、「ローソンストア100」を除く)で先行発売します。価格は138円(税込152円)。

【貝印】紙カミソリの組み立て方

 「紙カミソリ」は使い捨てカミソリ国内シェアNo.1の貝印が、エコな世の中の実現やSDGs(持続可能な開発目標)達成に向けた社会機運の高まりを受け、その一助となるべく、総合刃物メーカーとして長年培った知見を最大限に活用し、ハンドルに紙、刃体(ヘッド全体含む)に金属を使用することでカミソリを脱プラスチックなアイテムとして開発。

 2021年4月22日(木)に公式オンラインストア「KAIストア」でテスト発売を実施後、販売開始から3日で完売となる人気で、さらに「2021年度グッドデザイン賞」、「2021日本パッケージングコンテスト(第43回)」最高賞の「経済産業省産業技術環境局長賞」など、複数の賞を受賞しています。

 今回、「紙カミソリ」を全国のローソン店舗で先行発売し、今後の展開として、2022年9月以降には宿泊施設での取り扱いも予定しているとのことです。

 同社では「『日々使う商品であるからこそ環境に配慮した製品を使いたい。』『カミソリもその日の気分で好きなデザインを選びたい。』そんなお客様の思いを叶えるため、貝印は、今までにない、カミソリの新しい選択肢をお客様に提案します」としています

 軽量・薄型・コンパクトで重さはわずか約4g。ハンドル部分は板状からの組み立て式で、かさばらない約5mmの薄型パッケージなので、携帯にも便利です。使い切り“1Day カミソリ”でいつでも清潔で快適で、細菌の繁殖やサビの心配がなく、常に清潔に使用できます。耐水性に優れた仕様のため、水やお湯(約40度)に濡れても使用可能です。

 紙製のハンドルを生かし、好きな色やデザインを自由にレイアウトした、オリジナルカミソリの製作が可能で、企業のロゴを入れた記念品や、オリジナルグッズとしての活用もおすすめとのことです。

 本体サイズは【組立前】縦131.5×横59.7×厚さ3.1mm、【組立後】縦96×横41.6×厚さ17mm、本体重量は約4g。

[古川 敦]