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「電波時計」の受信困難による時刻ズレ解消 福島県の「おおたかどや山標準電波送信所」が全面復旧~福島県沖の地震による一部損壊に対する緊急工事が完了
[2022/4/16 12:37]
電波時計などに利用されている標準電波を発射している、福島県大鷹鳥谷山にある「おおたかどや山標準電波送信所」(JJY:40kHz)が、2022年3月16日(水)に発生した福島県沖の地震(マグニチュード7.3)の後に発見されたアンテナ設備の一部損壊に対する緊急工事を実施するため、空中線電力を低減していましたが、2022年4月12日(火)の修理完了で全面復旧しました。
#NICTは、福島県の「おおたかどや山標準電波送信所」におけるアンテナ設備が一部損壊したため、安全確保のための緊急工事を完了するまで、空中線電力を低減した標準電波の送信を行うことを予定していますが、補修に伴う一時的な停波の予定を追記しましたhttps://t.co/PZ1HA83rQK
— 情報通信研究機構 (@NICT_Publicity)April 8, 2022
空中線電力を低減により、標準電波の受信が困難になる地域が発生していましたが、一般に使用されるほとんどの電波時計は内部にクオーツ発振子を持っており、そのような電波時計の場合、標準電波を2週間受信できないことによる時刻のずれは、およそ±15秒以内と予想されます。