スノーピークの3代目社長 山井梨沙氏が「既婚男性との交際及び妊娠」を理由に辞任　現会長で父の山井太氏が社長を兼務

　株式会社スノーピークが21日、同社代表取締役社長執行役員 山井梨沙氏から、「既婚男性との交際及び妊娠」を理由として、同社とグループ会社の取締役の職務を辞任したいとの申し出があったと発表しました。2022年9月21日(水)にその辞表を受理し、臨時取締役会で、現在代表取締役会長執行役員である山井太氏が同日付で代表取締役社長執行役員を兼務することを決議したとのことです。

プレスリリースより

　同社では、「本件を厳粛に受け止め、深く反省するとともに関係者の皆さまに心よりお詫び申し上げます」と謝罪しています。

　また、合わせて本件を重く受け止め、代表取締役会長執行役員山井太氏から役員報酬3カ月分の20％を、代表取締役副社長執行役員高井文寛氏から役員報酬3カ月分の10％を自主返上したいとの申し出があり、これらの申し出を受理することを決定したとのことです。

　山井梨沙氏（1987年11月10日/新潟県三条市出身）は、創立者の祖父・山井幸雄氏、現代表取締役会長の父・山井太氏から続く「スノーピーク」の3代目。2012年8月にスノーピークに入社し、2019年1月に代表取締役副社長に、2020年3月27日に代表取締役社長に就任していました。