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写真から筆跡を学習し、AIロボがペンで代筆! AI手書き「手書きくん」が正式リリース~ペン字師範の文字も学習済み。ロボットがペンで書くことで筆圧も再現

[2022/9/25 12:19]

 手書きDX事業を展開するエスパリアール合同会社が、AI手書き「手書きくん」を法人向けサービスとして2022年9月15日にリリースしました。

 「手書きくん」は、写真で撮った手書き文字をAI学習させ、文字で代筆し、送付まで行うAI手書き営業マンサービス。筆跡、筆圧、文字の大きさを学習し人間と同水準の手紙を作成可能とのことです。また、ペン字師範の文字を学習済みなので、ペン字師範の文字で代筆可能です。

 同じ文字でも毎回自然に文字が異なり、例えば、同じ「す」でも筆跡の特徴は捉えつつ、毎回違う「す」をAIロボットが書き分けるとのことです。また、ロボットが実際にペンで書くことで、文字の特徴だけでなく筆圧も再現でき、印刷では不可能な文字の凸凹を表現できます。

「手書きくん」のサービスの流れ

料金プラン

※便箋と封筒を代筆した場合の料金プラン。
※和紙封筒+和紙便箋、切手代、手書き費用だけでなく、封入や出荷作業料全て込みです。
※便箋のみの代筆は通数により200~300円です。

「手書きくん」リリースまで

2021年9月:研究開始
2022年2月:β版のリリース
2022年8月:単月で約1.5万枚/月のDM(はがきとお手紙)の送付実績
2022年9月:正式リリース

エスパリアール合同会社 代表 濵田氏のコメント

手書きのDX化で顧客との一生涯のお付き合いを支援する

約1年前に会社の代表を務める幼馴染みと話した時のことです。
「営業先はメールを見てくれないので、手紙を送っている」と話してくれました。
忙しくなればなるほど、時間がとれなくなり手紙が書けない。
そんな友人のために「手書きくん」の研究を始めました。

ビジネスでは人間関係まで効率化や合理化をしてしまうことがあります。
そんな今だからこそ手紙で伝えられる想いがあると感じています。
お手紙でビジネスの熱い想いを伝えたいという皆様からのお問い合わせをお待ちしております。

[古川 敦]