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それでも猫は液体化し続けている! 猫の液体化の決定的瞬間を捉えた写真を分類した写真集「ねこは液体」が本日6日(火)発売

[2022/12/6 19:36]

 河出書房新社が、写真集「ねこは液体」を2022年12月6日(火)に発売します。148×148mm、80ページで、価格は1,430円(税込)。

 「猫は液体なのではないか……?」 21世紀初頭よりSNS上では様々な論議がなされてきました。また、それを証明する決定的瞬間を捉えた画像なども数多くアップされ続けています。

 この話題を一気に世界規模に盛り上げたのが、マーク=アントワーヌ・ファルダン(Marc-Antoine Fardin)氏が2014年7月に発表した論文「猫の流動学について(On the Rheology of Cats)」。ファルダン氏は、フランス国立科学研究センター(CNRS)やパリ・ディドロ大学ジャック・モノー研究所に所属する物理学者。物質の変形や動きをテーマとする「流動学」を研究していたファルダン氏は、自らの成果を解説するための絶好の事象として「猫の液体化」に目を付けました。

 ファルダン氏のこのノーベル賞級の画期的論考は、惜しくも2017年にイグノーベル賞(“人々をクスッと笑わせ、考えさせた研究”に与えられる賞)を受賞するに留まります。

 それでも猫は液体化し続けている。写真集「ねこは液体」は、全国の愛猫家の方々が協力し、猫の液体化の決定的瞬間を捉えた写真集。さらにその形状や特徴をカテゴライズすることによって、液体化の多様性に迫ることを目的としています。

液体ねこをタイプ別に分類

・あんもにゃいと【円形および半球体対応渦巻形状】

あんもにゃいと

・にゃぷんたぷん【表面張力による横溢形状】

にゃぷんたぷん

・ぐにゃんぐにゃん【半液体化による流動形状】

ぐにゃんぐにゃん

・シュレーディンガーの箱を満たすねこ【六面体容器における液化形状】

シュレーディンガーの箱を満たすねこ

「ねこは液体」調査委員会

 愛猫家有志が結集し発足した、「液体猫調査チーム」。猫のかわいさを検証するため日々、世界中から資料を収集しています。

[古川 敦]