12月26日(月)頃にかけて日本海側を中心に大雪となる見込み 金沢で6時間に20cmの顕著な降雪を観測~岸田首相が「不要不急の外出を控えて」と呼びかけ
国土交通省が、2022年12月22日(木)夕方から12月26日(月)頃にかけて、北日本から西日本の日本海側を中心に大雪となるところがある見込みと発表しました。
【顕著な大雪に関する石川県気象情報】金沢では、23日8時までの6時間に20センチの顕著な降雪を観測しました。この強い雪は23日夜遅くにかけて続く見込みです。加賀の平地では、大規模な交通障害の発生するおそれが高まっています。#いのちとくらしをまもる防災減災https://t.co/u04nnGwxpv
— 気象庁防災情報 (@JMA_bousai)December 22, 2022
【大雪と暴風雪及び高波に関する全般気象情報】日本付近は26日頃にかけて強い冬型の気圧配置となるため、北日本と東日本から西日本の日本海側を中心に大荒れや荒れた天気となり、大雪となる見込みです。大雪による交通障害、暴風雪、高波に警戒してください。また、北海…https://t.co/qjwchXky6X
— 気象庁防災情報 (@JMA_bousai)December 22, 2022
岸田総理も総理大臣官邸で22日に、「大雪が予想されている地域の皆様におかれては、最新の気象情報に御留意いただき、不要不急の外出を控える、やむを得ず外出する場合には、公共交通機関の運行停止や道路の通行止めなどの交通情報を確認する、除雪作業中の事故や屋根からの落雪に注意するなど、十分に警戒し、身の安全を確保する行動を取っていただくようお願いいたします」と呼びかけました。
【総理の動き】
— 首相官邸(災害・危機管理情報) (@Kantei_Saigai)December 22, 2022
本日(12月22日)岸田総理は、官邸で12月22日からの大雪に関する関係閣僚会議を開催しました。
「今週18日から19日にかけて、東北地方・北陸地方で記録的な大雪となったところ、本日から26日頃にかけても、北日本から西日本の日本海側を中心に、(続く)pic.twitter.com/7RVjYVqzbq
国土交通省では、西日本にも強い寒気が流れ込み、また、寒気の動きが遅いため、北日本から西日本の日本海側を中心に長期間にわたって大雪となるところがある見込みで、12月17日からの大雪の際にも車両の立ち往生が発生しているので、十分に警戒し、大雪の場合は不要不急の外出を控えるよう注意喚起しています。
【大雪、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風や高波に警戒】
— 気象庁防災情報 (@JMA_bousai)December 22, 2022
これから26日頃にかけて日本付近は強い冬型の気圧配置となる。北日本から西日本ではこれから24日を中心に広い範囲で大雪・猛ふぶき・暴風・高波に警戒。日本海側の大雪は長期間続く。最新の気象情報を確認https://t.co/0cyuRHdvyBpic.twitter.com/W6yXJGhZgh
やむを得ず自動車を運転する場合は、冬タイヤの装着、チェーンの携行、早めの装着の徹底、スコップや砂等の冬用装備の携行を呼びかけています。また、降雪状況などにより、広範囲での通行止めや、結果として、高速道路と並行する国道等が同時に通行止めとなる場合があり、広域迂回の実施や通行ルートの見直しなどの協力も呼びかけています。
過去の大雪の際には、大型車の立ち往生が主な原因となり、甚大な影響が生じています。運送事業者は、大雪時等輸送の安全の確保に支障を生ずるおそれがあるときは、事業用自動車に冬タイヤが装着されていることの確認など、安全を確保するために必要な措置を講じることが必要です。なお、雪道において悪質な立ち往生が発生した場合には、監査で事実関係を確認したうえで、講じた措置が不十分と判断されれば、行政処分の対象となります。
【#大雪に注意】#冬用タイヤ等の装備が間に合わない場合は車の使用を控えましょう。
— 国土交通省 (@MLIT_JAPAN)December 21, 2022
突然の積雪や路面凍結時には事故・トラブルが発生しています。
立ち往生時や駐車時はマフラー付近が雪で埋まると車内に排気ガスが逆流し、一酸化炭素中毒になるおそれがあるので定期的に除雪しましょう。pic.twitter.com/uksE5anBFy
大雪が予想される地域では、公共交通機関においても、大規模かつ長時間にわたる遅延や運休が発生するおそれがあり、最新の気象情報や交通情報等に留意し、外出が必要な場合には、十分な時間的余裕を持って行動するよう注意喚起しています。