“中華の鉄人”陳建一さんが間質性肺炎のため死去　67歳～後日、お別れの会を開催予定

　民権企業株式会社が14日、「料理の鉄人」(フジテレビ系)の“中華の鉄人”として知られ、料理人で四川飯店グループ会長、陳建一(本名・東建一)氏が、病気療養中のところ、2023年3月11日(土)東京都内の病院で間質性肺炎のため死去したと発表しました。67歳。

　故人の遺志により葬儀は近親者のみで執り行なわれ、発表や連絡も葬儀後に行なったとのことです。後日、お別れの会が開催される予定です。遺族の意向により「ご供花・ご香典、ご弔問等は固くご辞退申し上げます」とのことです。

陳建一氏 略歴
生年月日： 1956年1月5日(享年67歳)
死亡日時： 2023年3月11日(土)午後0時7分

　1956年(昭和31年)東京に生まれる。日本に初めて四川料理を広め、四川料理の神様と呼ばれた故陳建民の長男。東京中華学校を経て、高校、大学と玉川学園で学ぶ。

　卒業後、父親の経営する赤坂四川飯店にて修業を開始する。1990年父の後を継ぎ赤坂四川飯店社長へ就任。1993年フジテレビ「料理の鉄人」に中華の鉄人として、また「NHK きょうの料理」の講師として出演。他テレビ及び雑誌、料理学校の講師など幅広く活躍。2015年より四川飯店グループ会長。四川料理の普及や後進の育成に努める一方、講演やイベント、テレビの料理番組などで活躍。また多くの著作を出版し、主著に「鉄人陳建一の中華料理」「陳建一の毎日のおかず」「本音で作る僕の料理」「鉄鍋の掟」「父の仕事を継ぐ 自分の味をつくる」などがある。