第19回アジア競技大会の報道用カメラ使用率No.1はキヤノン! プロフォトグラファーの使用率が約64%
キヤノンが12日、中国の杭州で開催された「第19回アジア競技大会の各種競技」(大会組織委員会が人気Sクラスに指定する以下競技の決勝戦。Eスポーツ、卓球、ブレイクダンス、陸上(競歩、マラソン除く)、バドミントン、バスケットボール、競泳、飛び込み、アーティスティックドスイミング、バレーボール、フェンシング)での報道用カメラ使用率調査において、プロフォトグラファーの使用率が約64%(キヤノン調べ)となり、No.1を達成したと発表しました。同社では「決定的瞬間を捉えるプロフォトグラファーを支え、大会の成功に貢献しました」としています。
プロフォトグラファーの世界において、カメラメーカーには、先端技術や最高クラスの性能を備えた機材に加え、きめ細やかなサービスやサポートの提供などの「総合力」が求められており、これまでキヤノンは、さまざまなスポーツイベントの舞台裏で、撮影機材のトラブルなどにより決定的瞬間を逃さないよう、プロフォトグラファーの業務を止めない「ゼロ・ダウンタイム」を提供すべく、カメラ・レンズのメンテナンスや技術サポートなどを通して、報道の現場を支えてきたとのこと。
また、フォトグラファーの使用機材がミラーレスカメラに移行する中、「EOS R3」(2021年11月発売)や「EOS R5」(2020年7月発売)などのEOS Rシリーズや、RFレンズシリーズを発売してニーズに応え、その結果、キヤノンが日本企業で唯一「オフィシャルスポンサー」を務める、第19回アジア競技大会の各種競技での報道用カメラ使用率調査において、プロフォトグラファーの使用率が約64%となり、No.1を達成したとしています。
今大会では、メインメディアセンター(杭州国際博覧センター内に位置する、メディア運営、ニュース宣伝、中継サービスなどを担う活動拠点)内に設置したカメラサービスブースと、杭州クイックリペアセンターにてスピーディーなメンテナンスや修理を実施しました。
新華社通信社 ディレクターフォトグラファー ラン・ホン・ゴン氏のコメント
キヤノンプロフェッショナルサービスによる機材のメンテナンスや技術的なサポートは、弊社のさまざまな報道業務を成し遂げるうえでとても有益でした。また、専門的で行き届いたサービスは、報道関係者にとって安心感を得られるものであり、私たちは大会の報道に集中することができました。今後も、キヤノンとより緊密に連携することを希望しています。
中国体育報 チーフフォトグラファー ル・リン氏のコメント
今回のアジア競技大会では、3台の「EOS R3」を使用して撮影しました。「EOS R3」の性能は素晴らしく、高度な被写体認識や高速連写、高速シャッターによって、どのスポーツ撮影においても最も重要な瞬間を捉えることができます。また、Wi-Fi接続やFTP転送などの優れた通信機能によって、迅速に記事を投稿することができました。