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富士急ハイランドが「ド・ドドンパ」の営業を終了 「安全第一の遊園地営業という企業としての社会的責任を果たすべく、営業終了を決定」
[2024/3/13 19:50]
富士急ハイランドが13日、「ド・ドドンパ」の営業を終了すると発表しました。なお、「ド・ドドンパ」については、2021年8月から国土交通省昇降機等事故調査部会、9月から富士急ハイランドの第三者委員会である顧客安全マネジメント調査委員会による調査を受けており、現在まで、所管法令や運営・整備等への指摘はないとのことです。また、顧客安全マネジメント調査委員会は2022年3月に終了しています。
国土交通省昇降機等事故調査部会による原因究明と再発防止策の調査・検討が進められている中で、利用者の負傷リスクと逆走停止リスクを完全に除去し、安全運行を確信できる手段について、メーカーと協議を重ねてきたものの、具体化は困難であるという結論に至ったとのことです。同社では「安全第一の遊園地営業という企業としての社会的責任を果たすべく、営業終了を決定致しました」としています。
「ド・ドドンパ」(前身を含む)は、2001年12月に開業して以来、930万人に利用され、支持された富士急ハイランドを代表するコースター。同社で「多数のお客様から営業再開のご要望をいただいておりましたが、それにお応えすることができない結果となり、誠に申し訳ございません。また、せっかくご来園いただいたにも関わらず、負傷されてしまいましたお客様におかれましては、心よりお見舞いを申し上げます」と謝罪しています。