井上尚弥選手の世界4団体王座防衛戦 vs.ネリがAmazon Prime Videoで本日6日(月)17時から独占生配信~東京ドームで34年ぶりのボクシングイベント4大世界戦が独占生配信
4階級制覇王者の井上尚弥選手が、東京ドームで元世界2階級制覇王者のルイス・ネリ選手を迎え撃つ「2024 4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ 井上尚弥 vs ルイス・ネリ」が2024年5月6日(月)に開催され、Amazon Prime Videoで17:00ごろから独占生配信されます。月600円、年5,900円のAmazonプライム会員であれば、追加料金なしに視聴できます。
今回のイベントは「Prime Video Presents Live Boxing」の第8弾。5万人以上の収容能力を持つ東京ドームで1990年2月の世界ヘビー級タイトルマッチとして、日本ボクシング史上最多の5万1600人が観戦したマイク・タイソン対ジェームス・ダグラス戦以来、34年ぶりに開催されるボクシングイベント。今回のイベントでは、その記録の更新も期待されます。
2階級にわたって4団体王座統一を果たし、階級や国境を超えて極めて高い評価を受けている井上尚弥選手は、スピード、パワー、テクニック、スタミナ、耐久力、ディフェンス、ボクシングIQ、経験値など戦う上で必要なものすべてをバランスよく備えている万能型ボクサー。
一方、挑戦者のネリ選手は、回転の速い連打で2017年8月に山中慎介氏からWBC世界バンタム級王座を奪いましたが、試合後にドーピング違反が発覚。半年後の再戦では大幅な体重超過で計量失格(試合は2回TKO勝ち)と、トラブルメーカーとして知られていながら、2020年にはWBC世界スーパーバンタム級王座を獲得し、王座陥落後も挑戦者決定戦を制するなど実績を積んで、現在の地位に辿り着いています。
KO率が88パーセントを超える「モンスター」井上尚弥選手と、「パンテラ(豹)」のニックネームを持つサウスポーのネリ選手。スリリングな試合展開とKO決着が期待できるカードです。
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— 井上尚弥 Naoya Inoue (@naoyainoue_410)May 6, 2024
井上尚弥選手の試合に加え、今回の興行では計4つのボクシング世界戦が行われます。
・4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ 井上尚弥(大橋) 対 ルイス・ネリ(メキシコ)
・WBA世界バンタム級タイトルマッチ 井上拓真(大橋) 対 石田匠(井岡)
・WBA世界フライ級タイトルマッチ ユーリ阿久井政悟(倉敷守安) 対 桑原拓(大橋)
・WBO世界バンタム級タイトルマッチ ジェイソン・マロニー(オーストラリア) 対 武居由樹(大橋)
井上尚弥選手の実弟でWBA世界バンタム級王者の井上拓真選手は、「過去最強の相手」と警戒していたジェルウィン・アンカハス選手(フィリピン)を2月の試合で9回KOで退け初防衛を果たしています。今回は2度目の防衛をかけ、WBAの挑戦者決定戦を制して7年ぶり2度目の世界王座に挑む挑戦者の石田匠選手と対戦します。
3年前に日本フライ級王座をかけて対戦歴のあるユーリ阿久井政悟選手と桑原拓選手が、世界に舞台を移して再戦します。今年1月にWBA世界フライ級のタイトルを獲得した阿久井選手と、前回の対戦で初黒星を喫しながら、2022年10月には東洋太平洋フライ級王座を獲得するなど5連勝(4KO)と調子を上げてきた桑原選手が雌雄を決します。
そして、第2代K-1 WORLD GPスーパーバンタム級世界王者、元Krushバンタム級王者で、キックボクシングから転向して3年、9戦目を迎える武居由樹選手が、4年前に井上尚弥選手に7回KO負けを喫しながら、現在は井上尚弥選手が返上したWBOバンタム級王座のベルトを巻くジェイソン・マロニー選手に挑みます。
井上尚弥選手も所属する大橋ジムの大橋秀行会長は、次のように語っています。
「再び井上尚弥の試合をPrime Videoで配信いただくこととなり、大変光栄に思っております。井上尚弥が『Prime Video Presents Live Boxing 2』でドネア選手と戦ってから約2年。その間にバンタム級、スーパーバンタム級で4団体統一世界王者となりました。井上尚弥のさらに強くなった姿を多くのプライム会員の皆様に見ていただければと思います。また、『Prime Video Presents Live Boxing 7』で快心のKO初防衛を果たした井上拓真も2度目の防衛戦を行うことになりました。試合会場は東京ドームと、これまでにない規模のリングに井上兄弟が立ちます。そして、日本タイトルマッチで拳を交えたユーリ阿久井政悟と桑原拓が世界王座を懸けて再戦、武居由樹は待望の世界初挑戦という今回は、世界タイトルマッチが4試合という、素晴らしいカードが揃いました。これもひとえに関係各位、ファンの皆様のおかげだと思っております。この場を借りて感謝申し上げます。日本のボクシング史上でもなかなか見ることのできないビッグイベントにぜひご期待ください」