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ファミリマートがコンビニ初の移動型無人トレーラー店舗を関西万博の工事現場内に開店! 工事の進み具合に合わせて移動し、約280種類の商品やサービス提供~ソーラーパネルと衛星インターネット搭載で自立通信が可能

[2024/5/14 11:52]

 ファミリーマートが、コンビニ初となる移動型無人トレーラー店舗「ファミリーマート舞洲/N店」を大阪・関西万博工事現場内(大阪府大阪市此花区夢洲中1丁目5番)に2024年5月13日(月)にオープンしました。

 「ファミリーマート舞洲/N店」は、広大な敷地面積の工事現場で、工事の進捗や工事従事者数に合わせて販売場所を柔軟に移動し、商品やサービスを提供することができ、店内には冷蔵商品や冷凍商品を含めた、約280種類の商品を取り揃えてられています。また、2台のセルフレジが設置され、会計の待ち時間が短縮されるだけでなく、ファミマのアプリ「ファミペイ」を使用した割引やアプリ内の商品引換特典なども利用できます。

 品質管理のために、トレーラー内には、設定した温度帯を超えると、エアコンが自動的にON/OFFするシステムも採用されており、商品の品質が保たれることに加えて、快適なお買い物環境を提供できるとしています。

 移動型無人トレーラー店舗は、竹中工務店・日立ハイテクによる、移動可能な工事事務所である「牽引式オフグリッド型モバイルハウス」を発展させた、開放感と機能性を確保した設計の店舗。さらに、日立ハイテクによるソーラーパネルと蓄電池および制御機器からなる自立電源システムと衛星インターネットの搭載により、自立通信が可能。

 ソーラーパネルで発電した電気は蓄電池に充電され、モバイルハウス内の空調設備などに必要な電気を供給するため、安定した電力供給と通信機能の提供が可能となっています。

 ファミリーマートでは、「今後も被災地や買い物不便地域などでの買い物支援を目的に、移動型無人トレーラー店舗の展開を検討していく予定」としています。

「ファミリーマート舞洲/N店」概要

営業時間 :9:00~17:00
レジ台数 :2台
支払方法 :バーコード決済、交通系電子マネー、クレジットカード
店舗面積 :約14平方メートル
取扱品目 :約280種類

[古川 敦]