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【2025年冬ドラマ】福島12市町村移住者たちの実話を基に紡ぐ心温まる1話完結のヒューマンドラマ「風のふく島」が本日10日(金)スタート

[2025/1/10 22:47]

  2025年冬ドラマとして、2025年1月10日(金)24時42分からは「風のふく島」がスタートします。なお、「TVer」で無料見逃し配信されます。

【金曜】 2025年1月10日
24:42~ 「風のふく島」/テレビ東京/TVer
脚本:石黒麻衣、金子鈴幸、川元文太(ダブルブッキング)、熊本浩武、広瀬奈々子、深見シンジ、三木聡/出演:佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)、駿河太郎、桜井ユキ、豊本明長(東京03)、渋川清彦、北乃きい、本田響矢、三浦貴大、青木柚、大友康平、黒木華、小西桜子、釘宮理恵(声の出演)

1月10日24時42分にスタートする「風のふく島」公式サイトより

 2023年9月に放送された本郷奏多さん、大沢一菜さんがW主演を務めた木ドラ24「姪のメイ」と同じく福島12市町村を舞台にしたドラマで、今回は実在する12名の移住者たちにフォーカスした1話完結のヒューマンドラマ。

 葛藤や挫折をしながらもそれぞれの課題に挑戦して移住に至る姿や、福島県の人々との交流を通じて成長していく様子を、実在する場所やモデルとなる人物にインタビューを行ない、そこから着想を得たストーリーをオムニバス形式で紡がれます。

 「鬼」扱いされる一見怖い主人公が子供たちと交流を重ね、伝統行事に熱意を燃やす今時の主人公が移住の地でどう立ち回るのかなど、モデルの方々の魅力を主人公に投影させて描かれます。ファンタジー作品あり、骨太でどこか不思議な世界観の作品あり…とさまざまな味わいを感じられる作品です。

 監督陣には「君は放課後インソムニア」「初恋、ざらり」(テレ東)などの話題作を手掛ける池田千尋さん、お笑いコンビ「ダブルブッキング」のメンバーであり、海外33カ国で135の賞を受賞した映画「裏表紙」の脚本・監督を務めた川元文太さん(ダブルブッキング)、「架空OL日記」「殺意の道程」など映画・テレビでの趣向を凝らした演出に定評がある住田崇さん、国内外の映画祭や賞レースにノミネートされた「市子」を手掛けた戸田彬弘さん、映画「チワワちゃん」「真夜中乙女戦争」などスタイリッシュな映像に定評がある二宮健さん、是枝裕和監督、西川美和監督のもとで監督助手を務め、映画「夜明け」でデビューを果たした広瀬奈々子さん、そして「時効警察」(テレビ朝日)の監督をはじめ、映画「転々」「大怪獣のあとしまつ」などさまざまな作品を世に生み出す三木聡さんといった個性豊かな7名。

 前作「姪のメイ」では合理主義で現代的な都内在住の32歳・独身男が、両親を亡くした姪っ子をお試しで引き取り、福島に仮移住するというフィクションの物語でしたが、今回はリアルな移住者たちの声を聞き、12名の人となりや人生から着想を得た物語となっています。

 「鬼」と恐れられている、双葉町に移住した元復興副大臣・好川治役に大友康平さん。風景に惚れ込み移り住むことになった川俣町でカメラマンとなった小賀ひとみ役に黒木華さん。南相馬市で馬の社会的地位の向上を目指す今時の青年・中村優神役に佐藤大樹さん(EXILE/FANTASTICS)。さまざまな事情を抱えてオートバイによる競技「トライアル」での町おこし計画を川内村で行なう東道進一郎役に渋川清彦さん。さまざまなキャラクターのサーフィン仲間と共に、サーフィンで広野町を盛り上げるホテルマン・大迫保役に駿河太郎さん。葛尾村への想いを胸に畜産業に携わり、とある事情を抱えた男と出会うことになる田伏武洋役に本田響矢さん。

 豪華キャスト陣と実力派監督・脚本などのスタッフ陣のタッグで織り成す、回ごとに違うバラエティーに富んだオムニバスストーリーです。

[古川 敦]