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【2025年秋ドラマ】北村有起哉が地上波GP帯ドラマ初主演、仲間由紀恵と12年ぶりの共演で夫婦役! 岡田惠和脚本のホームコメディー「小さい頃は、神様がいて」が本日9日(木)スタート

[2025/10/9 13:38]

  2025年秋ドラマとして、2025年10月9日(木)22時からは「小さい頃は、神様がいて」がスタートします。なお、「TVer」で無料見逃し配信されます。

【木曜】 2025年10月9日
22:00~ 「小さい頃は、神様がいて」/フジテレビ/TVer
脚本:岡田惠和/出演:北村有起哉、小野花梨、石井杏奈、小瀧望、近藤華、阿川佐和子、草刈正雄、仲間由紀恵

10月9日22時にスタートする「小さい頃は、神様がいて」公式サイトより

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 北村有起哉さんが地上波GP帯ドラマ初主演、仲間由紀恵さんはフジ連ドラ5年ぶり。北村さん×仲間さん、12年ぶりの共演で“夫婦役”。脚本家・岡田惠和氏が今を生きる大人たちへ贈る、珠玉のホームコメディー。

 二人の子を持つ小倉渉(北村有起哉さん)と、その妻・あん(仲間由紀恵さん)を中心に、登場人物たちの人生模様をユーモラスかつ、温かく届けるホームコメディー。物語は、19年前、小倉夫婦があることがきっかけで「子どもが二十歳になったら離婚する」という約束を交わすところから始まります。その言葉をすっかり忘れてマイペースに生きてきた夫・渉と、その言葉を心の支えとして過ごしてきた妻・あん。全く異なる想いを抱えた二人の何気ない日常の中で、少しずつ心を揺らしていく姿を、繊細かつ軽やかに描いていきます。

 三階建てのレトロマンションに住む、三家族の住人たち。互いに干渉せず、適度な距離感を保ちながら、日々の生活を送っていました。ところがある嵐の夜、近くの川が氾濫しそうになったことがきっかけで、住人たちは一晩同じ場所で過ごすことになります。

 最初はぎこちなく、うわべだけの会話に終始していましたが、時間がたつにつれて、自然とそれぞれのことを話し始めます。ささいなことで笑ったり、誰かの話にツッコミを入れたり、いつしかその空間は、柔らかくて優しい空気に包まれます。そして、その夜を境に、彼らの日常は少しずつ変わり始め――。

 食品会社勤務の小倉渉。特別な野心もなければ、派手な生活を送っているわけでもありませんが、仕事はそつなくこなし、人付き合いも良好。ささやかな幸せを感じながら、“普通の夫、父親”として暮らしていました。嵐の夜、初めてマンションの住人たちと集まり、さまざまな話を語り合い、「みんないろいろあるんだな…うちは幸せなほうかも」などと、のんきに感じていました。

 一方、渉の妻・あんは大学卒業後、中堅商社勤務でバリバリと働いていましたが、出産を機に退職。若くして結婚・出産を経験し、現在は二児の母。家族を最優先に、「妻として」「母として」日々を懸命に生きてきました。時折、知人の病院で経理の仕事を手伝っていましたが、実は内心、早い結婚・子育て…“自分の人生”に対する未練や違和感を抱えていました。

 そんな彼女の心の支えだったのが、約19年前に渉と交わした「子どもが二十歳になったら離婚する」という約束。あんにとっては本気の“約束”でしたが、渉にとっては冗談のような記憶。しかし、嵐の夜をきっかけに渉が軽率にもその離婚の話をマンションの住人たちに話してしまいます。そしてあんは、渉に“離婚”の話について、「生きてるんだけど、あの約束」と言い放ち……。

 夫婦、家族、隣人、そして“自分自身”の人生とどう向き合って生きていくのか―。それぞれの登場人物が抱える想いや葛藤を、繊細かつ軽快なタッチで描いていきます。

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[古川 敦]