ライフ

「自分は耳が聞こえないことにするから」~元ゴーストライターの新垣 隆さんが騒動の事実を語る本「音楽という<真実>」来週発売

[2015/6/10 13:59]

 2014年の漢字は「税」でしたが、実感としては「嘘」や「偽」がぴったりと思う人が多いのではないでしょうか。佐村河内 守さんのゴーストライター騒動に始まり、理研のSTAP論文、マクドナルドの期限切れ肉問題、朝日新聞の吉田調書の誤報謝罪など、世間を驚かせるニュースが続きました。

 そのビッグニュースのひとつ、佐村河内さんのゴーストライター騒動で、実際に楽曲を作曲していた新垣 隆さんnの自叙伝が6月17日(水)に小学館から発売されます。価格は税別1,300円。


元ゴーストライターの新垣 隆さんの自伝「音楽という<真実>」


 作曲家を志した子ども時代から音楽漬けの学生時代を送り、桐朋学園大学で作曲を学んだ新垣さん。作曲家として活動を始め、佐村河内さんと出会って作曲を請負うことになり、どんどん佐村河内さんの名が高まってついにゴーストライターを務めていたことを告白するまでの経緯までが書かれています。

 ゲーム音楽「鬼武者」作曲の裏側や、NHKスペシャル収録の際に自分で作曲しているように見せかけるために新垣さんに制作前・制作後のノートを用意させた話など、作曲ができない有名作曲家が出来上がるまでの舞台裏も語られています。騒動や、佐村河内守さんの名前で発表されてきた新垣さんの音楽のファンの方は、来週書店に並ぶ予定ですので、手にとってみては。

[ネタとぴ編集部]