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『めざましテレビ』がSMAP生会見の感想を募集→視聴者から批判殺到! 「謝るべきは事務所」「まるで公開処刑」

[2016/1/19 02:01]

 フジテレビの朝番組『めざましテレビ』公式Twitterアカウントは、番組『SMAP×SMAP』内で行われたSMAP生会見の感想やSMAPへのメッセージを募集中。『SMAP×SMAP』を見た視聴者からは、会見内容への批判が殺到しています。

 『めざましテレビ』は公式Twitterで「みなさん!SMAP×SMAPはご覧になりましたでしょうか? ここでみなさんからSMAPの生会見の感想やSMAPへのメッセージを募集します。『#めざましテレビ』を付けてツイートしてください。よろしくお願いいたします!」と『SMAP×SMAP』終了後の1月18日23:23にツイート。

 1月19日1:50現在、リツイートが7,458、いいね!が2,324つくなど、会見を見た視聴者の注目を集めています。

 ツイートへの返信は、怒りの声が圧倒的。

 「SMAPがあまりにもかわいそう。どこに本人達の心境があったのか。ファンとしては理解も納得もできません。SMAPにではなく事務所に、です。SMAPを苦しめてまで放送しなくてはならなかったのはなぜですか。」

 「視聴者は全く納得してません! 無理やりSMAPを謝らせて…悪いのは事務所側です。視聴者はさらに事務所への不信感を募らせた事でしょう。事務所社長、副社長の会見を早急に希望します。」

 「ハラスメントとはこうやるのだ、というお手本でありまして大変感服しました。凡人には思いつきません。」

 「SMAPが解散しない事はとても嬉しいです。でも、なぜSMAPが謝らなければならないの? 謝罪は、事務所がすべきでは? パワハラが酷すぎる事務所だという事がよーくわかりました。」

 「公開処刑のような怖さ。解散してほしくないと思ってたけど放送見て自由にさせてあげたいと思った。一度割れたのだからこの事務所で5人揃って活動することは何より苦しみのほうが多いかなと心配になるほど安心できない顔つきや言葉だった。」

 「SMAPの5人を謝らせて、事務所のお偉いさん達はファンのみんなに、こんな騒動になったこと謝ったりしないの?って思いました! 」

 「SMAPが可哀想でした、あんな生放送流したフジテレビ、ジャニーズ事務所、酷いです。怖かった。」

 ――返信を見ていくと、全員黒のスーツで沈鬱な表情、絞りだすように、苦しげに一言ずつSMAPが語ったメッセージに、「本人たちの言葉と思えない」「言わされている感じがした」「あんなSMAPが見たかったわけじゃない」といった感想をもった人が圧倒的に多かったようです。

 “原因はジャニーズ事務所内の主導権争い”と繰り返し報道されており、メンバーの不仲などではないだけに、「謝るべきはタレントを巻き込んだ事務所」という指摘も多く見られます。

 不倫報道の際のベッキーさんの謝罪会見は「広告クライアントに向けたもの」とする一部報道もありましたが、ファンを悲しい気持ちにさせるSMAPの生会見は、誰のためのものだったのでしょうか。

 ツイートへの返信を見る限り、ジャニーズ事務所と、会見を放送したフジテレビへの批判が圧倒的に多いのですが、『めざましテレビ』番組内でどんな視聴者メッセージが紹介されるかも注目されています。



【SMAP生会見のメッセージ全文】
木村拓哉さん:
 2016年、1月18日です。先週から、われわれSMAPのことで世間をお騒がせしました。そして、たくさんの方々に、たくさんのご心配とご迷惑をおかけしました。このままの状態だと、SMAPが空中分解になりかねない状態だと思いましたので、今日は自分たち5人がしっかり顔を揃えて、みなさんに報告することが何よりも思いましたので、本当に勝手だったんですがこのような時間をいただきました。(頭を下げる)

稲垣吾郎さん:
 このたびは、僕たちのことでお騒がせしてしまったこと、申し訳なく思っております。(頭を下げる)これからの自分たちの姿を見ていただき、そして、応援していただけるように精一杯がんばっていただきますので、これからもよろしくお願いいたします。(深く頭を下げる)

香取慎吾さん:
 本当にたくさんの方々に心配をかけてしまい、そして不安にさせてしまい、(深く頭を下げながら)本当に申し訳ございませんでした。……えー、みなさまと一緒にまた今日から、いっぱい笑顔を作っていきたいと思っています。よろしくお願いします。(深く頭を下げる)

中居正広さん:
 今回の件で、SMAPがどれだけみなさんに支えていただいているのかということを改めて強く感じました。本当に申し訳ございませんでした。(深く頭を下げる)これからも、よろしくお願いいたします。(頭を下げる)

草なぎ剛さん:
 みなさんの言葉で、気づいたこともたくさんありました。本当に感謝しています。今回、ジャニーさんに謝る機会を木村くんが作ってくれて、いま、僕らはここに立てています。5人でここに集まれたことを、安心しています。

木村拓哉さん:
 最後に、これから自分たちは、何があっても前を見て、ただ前を見て進みたいと思いますので、みなさん、よろしくお願いいたします。(全員で深く頭を下げる)


[工藤ひろえ]