東京のタクシー初乗り410円の実証実験が8月5日に開始～1.059kまで410円、237mごとに80円

　国土交通省が26日、東京のタクシー初乗り運賃を410円に引下げる実証実験を2016年8月5日(金)～9月15日(木)まで行なうと発表しました。なお、8月5日(金)10時より、JR新橋駅で東京ハイヤー・タクシー協会による「タクシーの日イベント」が開催される予定です。

　実証実験は、初乗り運賃引下げについて広く周知を図るとともに、短距離のタクシー需要の顕在化について検証するためで、東京の一部タクシー乗り場において、初乗り410円のタクシーを利用することができます。訪日外国人の観光需要や、高齢者等の日常生活需要の喚起等の効果が期待されるとしています。

　実施車両は事業者23社から40両が選定され、初乗り運賃は1.059kまで410円、加算運賃は237mごと80円となります。なお、流し営業は行なわず、新橋駅東口、浅草駅前、新宿駅東口、東大病院前の4カ所のタクシー乗り場でのみ利用可能です。

　また、実証実験の利用者に対しては、タクシー利用の実態や実証実験参加に係る感想などについて、アンケートが実施されます。