【悲報】独身男女に聞いた結婚意識調査、「結婚は考えていない」と言い切る男性が3割も！　女性は若い人の方が結婚願望高め

　ゲストハウスウエディング事業を展開するアニヴェルセル株式会社がは、20～30代の独身男女の結婚願望に関する調査レポートを公開しました。調査対象は、23歳～39歳の未婚男女600名。

　調査によると、「いずれ結婚したい」、「良い人がいれば結婚したい」、「すぐにでも結婚したい」と回答した結婚願望のある人は計65.8％。全体の6割超と多数派ではありますが、まさに適齢期の男女で6割台というのはかなり少ない印象です。

　男女別に見ると、男性と女性では温度差があることがわかります。

　男性では、「結婚は考えていない」人が29.0％で1位。逆に、4位の「すぐにでも結婚したい」人は10.0％と10人に1人という結果に。

　一方、女性を見ると2位の「すぐにでも結婚したい」は23.0％と、男性の倍以上。「結婚は考えていない」人は20.7％で、男性より10％近く低い数字となりました。

　さらに、男女ごとの結果を年代別に見てみると、男性では「すぐにでも結婚したい」が30代でやや強い傾向がありますが、20代と30代でそれほど大きな違いは見られません。

　ところが女性では、「すぐにでも」「いずれ」「良い人がいれば」を合計した「結婚したい派」は20代で75.8％、30代で66.3％。20代女性の方が10％近く多くなっています。

　女性では若い世代の方が結婚願望が高い点について、アニヴェルセルでは、「昨今の“晩婚化”に対する反動が若い世代で始まっているのかも」と分析しています。

　少子化対策が話題になって久しいですが、適齢期男女の結婚願望を見ると、まだまだ解決にはほど遠いのが現状のよう。

　非正規雇用による低所得者の増加、家電製品や外食・中食産業の普及で家事の省力が可能になったこと、結婚・出産でキャリアを失う女性が多いこと、核家族化によって育児の負担が昔より大きいことなど、独身男女を取り巻く社会事情が変わらない以上、結婚したいと思う独身男女が増えないのは仕方のないことなのかもしれません。