トランプ氏襲撃未遂？　ネバダ州の演説会でシークレットサービスに抱えられ壇上から退席～YouTubeに現場の中継動画

　大統領選を3日後に控えた11月5日夜（現地時間）、ネバダ州レノのコンベンションセンターで開催された演説会でトランプ氏が突然シークレットサービスに抱えられて壇上から退席する騒動がありました。

　ライブ放送されていた演説会の動画がYouTubeにあがっていますが、動画の45秒くらいのところで、前の方の聴衆が「That man has a gun!」（あの男が銃を持ってるぞ！）と叫んでいるように聞こえます。

　トランプ氏は前の方の聴衆が騒ぎ始めたのを見て、頭上のライトを遮って聴衆席を確認しようとしたのか、2回、目の上に手をかざす仕草をしています。2回目に手をかざした直後に2人のシークレットサービスが壇上のトランプ氏に突進。トランプ氏を抱えて守りながら舞台袖に退避させました。

　ABC報道によると、青色のセーターの男が警察に確保されたとのこと。トランプ氏は無事で、ほどなく壇上に戻り、シークレットサービスに感謝と賞賛の言葉を述べたとABCは伝えています。

　トランプ氏はレノの騒動後に「何者も我々を止めることはできない」とツイート。ツイートから2時間ほどで、2万を超える「いいね！」を集めています。

トランプ氏公式Twitterより

　11月8日（火）はいよいよ大統領戦。米報道では「史上最悪の大統領選」という声も上がっていますが、米大統領は世界に大きな影響力をもつため、米国民の選択が注目されています。