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江口洋介さんが声優に初挑戦! 神山健治監督5年ぶりの映画「ひるね姫」の第2弾声優が発表~一寸法師の前野朋哉さんや、満島真之介さん、古田新太さん。高橋英樹さんも

[2016/11/8 05:00]

 「東のエデン」、「精霊の守り人」、「攻殻機動隊 S.A.C.」などの神山健治監督の新作アニメーション映画「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」(2017年3月18日)は、5月に主演を高畑充希が演じることが発表されたのに続いて、第2弾キャストが11月8日に発表されました。

 主人公・森川ココネの父親・モモタローを演じるのは、声優初挑戦となる江口洋介さん。ココネの幼馴染み・モリオを演じるのは、アニメ「僕だけがいない街」で声優として高い評価を得た満島真之介さん。いずれも映画の舞台となる岡山の方言での演技に挑みます。

 さらに、巨大自動車会社“志島自動車”の取締役にしてモモタローを陥れようとたくらむ渡辺役に古田新太さん。その自動車会社会長・志島一心を演じるのは、“アニメに憧れを抱く”という高橋英樹さんと豪華なキャストになっています。

ストーリー

 「最近、同じ夢ばっかり見る」 一日中、眠くて眠くて、家でも学校でもつ い居眠りしてしまう女子高生の森川ココ ネ。2020年、東京オリンピックを3日後に控えた夏の日、彼女の家族に事件が起きる。

 父親のモモタローが、逮捕されてしまったのだ。その謎を解くカギは、彼女が眠るたびにみる、妙にリアルでとても 温かい、不思議な夢の中にあるようで……。

映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』特報

高畑充希さん(森川ココネ役)

 大阪生まれの私にとって、岡山弁でのセリフはとても難しかったです。 私が演じるココネという役は、さっぱりしていて、タフな女の子。たまに見える弱さも含めて、とてもチャーミングな役です。劇中に、ハーツというキャラクターが出てくるのですが、自分が指令してロボットが動く、というのは、感激でした。

 この映画は家族の物語です。とにかく“前進力”のあるココネちゃんを中心としたスピード間のある作品なので、家族みんなで楽しめる映画だと思います。

満島真之介さん(モリオ役)

 僕が演じたモリオは、主人公ココネに引っ張られながらも、自分の持ってる力を駆使して彼女を守る、純粋な青年で す。高畑さんとは、初めてご一緒させて頂きましたが、素晴らしいですね。

 色々なことに果敢に挑戦されていますし、ひとつひとつをしっかりとものにしている。神山監督のすべてが詰まった、”神山ワールド”全開の作品になってます。参加させてもらえて飛び上がるほど嬉しかったです。完成おたのしみに!

古田新太さん(渡辺役)

 声のお仕事は何度もさせて頂いているのですが、毎回本当に楽しく、今回も楽しく参加させてもらいました。お芝居 て、どれだけ嘘をつけるかだと思っていて、それで言うと声のお仕事は役者の姿も見えないですし、大嘘じゃないですか。アニメーションの絵によって、何にでもなれるところが楽しいですよね。

前野朋哉さん(雉田役)

 声優をさせて頂ける機会があまりないので、まずとても楽しかったです。年齢設定が自分よりも上だったので、声を少し低くして、馴染めるように演じました。この作品は、とにかく主人公のココネちゃんがとても可愛いです。そして、僕の地元でもある岡山が舞台ですので、素敵な風景と可愛らしいココネちゃんを見にぜひ劇場へお越しください!

高橋英樹さん(志島一心役)

 アニメーションというのは、実写ではあり得ないアングルを映せる、憧れのようなショットが撮れるので個人的に好きなジャンルです。監督にも娘さんがいらっしゃるので、監督とは娘の話をしたりして、役柄に共感しながら演じました。

 私が演じた志島という男は、ちょうど私の父のようなひと世代前の“日本男児”なのだと思います。そう考えると現在の方が親子の距離感が近いですよね。私も娘がいますけど、やはり親子の物語はいいですよね。

江口洋介さん(森川モモタロー役)

 初めてのアフレコでしたので、セリフとセリフの間の、間の取り方や、 岡山弁が難しかったですが、後半は慣れて、発声の際の声の圧の楽しみ方が分かった気がしました。

 自動運転や、オリンピックなど近未来的世界を描いたファンタジーですが、ココネの父親として、娘と父の関係性を客観的に感じながら演じました。 この映画は、是非女の子に見て欲しいですね。

[古川 敦]