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ブルートレイン「北斗星」がホステルに!? 「Train Hostel 北斗星」12月15日(木)オープン~1泊2,500円から

[2016/11/17 20:08]

 「旅の道中が楽しくなるホステル」をコンセプトに、寝台特急「北斗星」がホステルに生まれ変わります。

 「Train Hostel 北斗星」のオープンは12月15日(木)、料金は1泊2,500円から。すでに公式サイトでは2017年2月28日までの予約を受け付け中です。

 「Train Hostel 北斗星」では、運行廃止となった寝台特急「北斗星」の2段ベッドや個室寝台の一部実車パーツを内装に再利用。限られたスペースで細部にまでこだわった寝台列車の空間づくりを取り入れたホステルです。

 場所は「馬喰町」の駅上ビル。JR総武線快速「馬喰町駅」4 番出入口に直結しています。1階にはフロント、2階はラウンジとホステル、3~5階がホステル、6階にはシャワーとランドリーを備えています。

ホステル内部のイメージ
実際に利用されていたベットを設置したホステル内部
食堂車の備品を利用した2Fラウンジ

 ホステルは外国人観光客の長期滞在需要も考慮。Free-WiFiが利用できるほか、施設内は全スタッフが英語での案内に対応可能なほか、大型スーツケース置き場も設けられています。

 また、施設内には観光地の情報ブースを設け、東北地方を中心とした観光情報も提供。「北斗星」による旅の疑似体験を通じて、ホステルを利用する訪日外国人旅行者を中心に東日本エリアへの旅行喚起を図るとのことです。

 ホステルはJR東日本グループが開発。運営は、千葉県や山梨県を中心に宿泊事業を展開し、訪日外国人旅行者向けのホステルを日本橋横山町で開業済みの株式会社R.projectが担当します。

[工藤ひろえ]