公開質問状も公開。JASRACの著作権料徴収の動きから「音楽教育を守る会」の公式サイトが開設

　昨年来の日本音楽著作権協会(JASRAC)による「音楽教室」における著作権料徴収の動きに対応するため、音楽教育事業を営む7つの企業・団体が2017年2月2日に結成した「音楽教育を守る会」の公式サイトが、2017年2月24日(金)に公開されました。

「音楽教育を守る会」の公式サイトより

　同協会によれば、2月2日設立後も多くの団体から入会の申し込みがあるとのことで、今後は公式サイトを通じて設立趣旨や活動内容を広く伝え、音楽教育関連団体に入会を呼びかけていくとしています。

　また、同日にJASRAC宛送付の質問状も公開されました。質問状では浅石理事長の「音楽大学、専門学校からの演奏使用料の徴収は当分の間は保留する」や、「楽器を販売していない中小の音楽教室は、学校法人になれば使用料を徴収しない」という発言の遷移についてや、「音楽教室は楽器販売のための販促ビジネスモデル」という発言についての真意を質問しています。