ベアリングのプロが本気出した! NSKマイクロプレシジョン開発の12分以上回転するハンドスピナーが登場～17,280円で、8月2日以降発売。動画も公開

　日本精工のグループ会社であるNSKマイクロプレシジョン(ISC)が、パソコンのHDDにも使用されるスムーズに回転する精密ベアリングを搭載することで、12分以上回転するハンドスピナーを開発。「サターンスピナー」(SATURN SPINNER)として、ヨーヨーショップスピンギアで販売されます。発売日は2017年7月7日が予定されていましたが、8月2日以降の発売に延期されています。価格は17,280円(税込)。

ISC開発のハンドスピナー(左)、中心部に搭載されたベアリング(右)

　同社では「ベアリングは、自動車、鉄道、家電などあらゆる機械の回転部分に使用され、機械の摩擦を減らしていますが、機械の内部で回転するため、あまり人目に触れないベアリングを、広く知っていただきたいと考え、ハンドスピナーを開発した」と開発の経緯を説明しています。

　「サターンスピナー」は、本体及び外装は国内生産を行ない、中心のベアリングはHDD用の特殊なもので、マレーシアのNSKマイクロプレシジョン製(国内生産のないモデル)とのこと。

　ヨーヨー元世界チャンピオン / ヨーヨーショップスピンギア オーナーの長谷川貴彦氏は、「私が知る限り、市販されているハンドスピナーの空転時間は、長くても8分程度ですが、このハンドスピナーは、12分という圧倒的に長い回転時間を実現しています。“回る”というベアリングの性能が最大限に引き出された製品で、究極の回転をお楽しみください」と語っています。