海苔巻きタルガトップ軽自動車「S660」が車内からオープン出来るようになる!? ホンダアクセスが「開口部を簡便に開閉できるルーフについて」特許出願

　本田技研工業が販売する四輪車の純正用品を開発・生産・販売しているホンダアクセスのタルタトップ軽自動車「ホンダ S660」用と思われる「開口部を簡便に開閉できるルーフについて」の特許出願内容(特開2017-144948)が、2017年8月24日に公開されました。

　「S660」は、2015年3月30日に発売された軽自動車規格の2人乗りタルガトップタイプのオープンカー。オープンにする際には、ルールトップのロックを外し、フロントフードを開けて、降りてルーフトップを海苔巻きの様に巻いて、フロントフード内のユーティリティボックスに収納するという手間がかかります。

“巻いてしまえる”ロールトップより

　今回の特許出願は「タルガトップ車両の開放感と、ルーフの開口部を簡便に開閉できる利便性とを両立させる」というもので、図面ではS660と思われる車両にとりつけるような図になっており、車内からキャンバストップが開けられる構造になっているようです。

特許情報プラットフォームより

特許情報プラットフォームより

　また、本田技研ではなく、ホンダアクセスの特許出願のため、S660のマイナーチェンジなどで標準で搭載されるようになるというよりは、標準のルーフトップの代わりに取り付けるアクセサリ(オプション)として販売されることが予想されます。