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ゼンショーグループの惣菜専門店「でりしゃす」全17店舗が昨日19日を最後に閉店 11都県で腸管出血性大腸菌O157感染
[2017/9/20 16:21]
ゼンショーグループのフレッシュコーポレーションは20日、惣菜専門店「でりしゃす」全17店舗を2017年9月19日(火)の営業を最後に閉店したと発表しました。
「でりしゃす」は、「籠原店」で8月7日~8日で販売された商品で、腸管出血性大腸菌O157による食中毒が発生。8名に健康被害をおよぼし、8月21日付で埼玉県熊谷保健所より営業停止処分を受けました。その後、11都県に及ぶ広域のO157感染が判明。9月上旬には、東京都内の3歳女児が死亡しました。現時点では感染源、感染経路ともに特定されていません。
また、所轄保健所によるオープン再開後の立ち入り検査では、重大な指摘事項はなかったとしていますが、「総合的な経営判断の結果、『でりしゃす』全17店舗を閉店することにしました」と今回の決定の経緯を説明しています。
なお、「引き続き感染源の特定に向け、所轄保健所の調査に全面的に協力してまいります。19年の長きにわたり『でりしゃす』を利用いただいたお客さま、そして、地域の一員として温かく受け入れてくださった皆様に、心から熱く御礼申し上げます」としています。