【聖地巡礼：ラブライブ! サンシャイン!! 1期（1）】「ラブライブ! サンシャイン!! 」1期3話「ファーストステップ」の舞台を訪ねてみた
今日から、アニメ「ラブライブ！」1期に登場する聖地を連日、4回にわたってお伝えしていきたいと思います。
第1回目は、「Aqours」として初めてライブを行った3話から。
まずは、「Aqours」の2年生組である、高海千歌、渡辺耀、桜内梨子が「島郷海水浴場」で練習をしているシーンからスタート！ 劇中シーンではゴミひとつ無いキレイな砂浜でしたが、足を運んだ時期が海水浴シーズンから外れていることもあって、海岸には多数の流木などが流れ着いており、劇中の雰囲気とは大きく異なりました。
ビーチでのダンスシーンの後は、ダンスの様子をスマートフォンで録画したビデオを見ながらフォームチェックのあと、「Aqours」の3年生組の小原鞠莉がヘリコプターで颯爽と登場！ そのままの勢いでオープニングへと突入します。
オープニング後は学校内のシーンへと移り、そこでオープニング前に登場した小原鞠莉が浦の星女学院の3年生として転入するのとあわせて学校の理事長に就任することを宣言。理事長に就任した小原鞠莉より、スクールアイドル活動の存続の条件として、学校の体育館を満員にする条件を提示されて2年生組が受諾。条件を受諾したあとに改めて会場となる体育館を確認すると、裏の星女学院の全生徒を集めただけでは体育館が満員にならないことが判明しました！
その後は、バスでの帰宅のシーンを挟んで「Aqours」のリーダー高海千歌の自宅へと舞台が移動。高海千歌の部屋内で2年生組の高海千歌、渡辺耀を中心にライブの集客についてどのように行うか話し合った結果、町内放送や沼津駅近くでビラ配りなどを行うなどしていライブ開催の告知を行うことに決定！
ライブの集客方針が決定したあとのシーンでは、トイレに行こうとしていた桜内梨子が廊下を塞ぐように寝ていた高海家の大型犬しいたけを避けて移動しようとしたものの、力尽きてしいたけの上に落下。間髪をいれずに、2年生組全員でビラ配りを行う沼津駅北口のシーンへと移動します。
ビラ配り会場となる沼津駅北口のシーンを見たあと、実際の沼津駅北口に行ってみると、大きな駅看板の左下にある北口表示が実際の沼津駅北口に無い点以外はほぼ完璧に実際の沼津駅北口前の様子を再現。
その後は、高海千歌が沼津駅北口から、北西方面に移動した先にある自動販売機の前でビラ配りを行う場面へ。
劇中では背景のビルに看板が掛かっていないこと、自動販売機同士の間にはゴミ箱が置いてあること、自動販売機の背後にはビルが迫っているようなシーンでした。実際にモチーフにした場所へ移動してみると、背景のビルには看板が掲げられている上に、自動販売機同士の隙間にはゴミ箱がなく、自動販売機の背後には駐車場スペースがあり、劇中の雰囲気とは少々異なっていました。
「Aqours」の中でもリア充気質と言いますか、物怖じしない性格な渡辺耀が沼津駅前でビラ配りを行うシーンは、現実世界の街路樹の木々の茂り方が貧弱なこと、街路樹下の花壇が寂しげな姿を除けば、背後のビルの姿、東海道本線の架線の雰囲気など含めて劇中シーンそっくり。ビラを配り終えた後にモブキャラから「あなたが歌うの？」と、聞かれた際に、渡辺耀ならではの「全速前進！ ヨーソロー！ 」のポーズを取りながら、「はい、来てください。」と、渡辺耀が回答したシーンについては、雲が掛かった空模様を除けば、歩道のレイアウト、背景のシーンに至るまで劇中の雰囲気そのままでした。
渡辺耀が沼津駅前でビラ配りを無事に成功させたシーンのあと、桜内梨子が驚き！ 高海千歌が頑張ろう！ と、それぞれ違う感想を抱いたシーンについては、現実の沼津駅北口の小さな看板の中に北口表記が無い点以外は、ほぼ完璧に再現！
後の12話にて桜内梨子が「壁ドン！ 」同人誌を東京駅構内のロッカーに押し込むシーンを彷彿とさせる、高海千歌がビラ配りの際に気弱なモブキャラに「壁ドン！ 」するシーンの駅壁面は、現実の沼津駅の方がピッカピカでした。
続いては、駅北東部にある「BiVi沼津」側へとシーンが移動。意を決して桜内梨子がビラ配りを行うシーンと思った場面は練習シーンだったのですが、背景となる映画のポスターのシーンについては、現実と劇中では貼られている映画ポスターのジャンルが大きく異なるものの、劇中では高海千歌の頭に隠れてしまっていた右手の看板の掲示内容については、ほぼ同じようなレイアウトで「BiVi沼津」内で放映する映画の時刻が記されていました。
「練習している暇なんてないの！ 」と、高海千歌に押されて前に飛び出した桜内梨子が変装中の津島善子（ヨハネ）とぶつかったシーンは、左奥に見えるビルが少々劇中よりも遠目なことを除けば、映画ポスターが貼られたスペース、コンビニ、背後のビルのデザインなども含めてほぼ現実そっくり！
桜内梨子が津島善子（ヨハネ）にぶつかって、津島善子（ヨハネ）が挙動不審地味に背後におののいた場面、津島善子（ヨハネ）にビラを受け取ってもらったシーンの背景は、バスがちょうどバスプールに入ってきたところまでそっくり！ おまけにバスプールに入ってきた路線バスは「ラブライブ! サンシャイン!! 」ラッピング仕様のバスでした。
沼津駅北口でのビラ配りのシーンの合間に本屋で購入する本を選ぶ黒澤ルビィ、国木田花丸の両名が登場するシーンを挟んで再び沼津駅北口シーンへ。
沼津駅北口シーンに戻ってからは、高海千歌が国木田花丸、黒澤ルビィと再会。高海千歌はライブ開催を告げるビラを国木田花丸、黒澤ルビィへと配りますが、黒澤ルビィより「あぁ、あの！ グ、グループ名は何ていうんですか？」の質問のあと、高海千歌はグループ名を決めていないことに気がついたシーンでCMへ。
CMのあとは冒頭シーンに出てきた「島郷海水浴場」で練習シーンへと場面が移ります。
場面が「島郷海水浴場」へ移ったあとは、ファーストライブに向けて2年生組の練習シーン中にグループ名を決めることに。渡辺耀が「とにかく早く決めなきゃ！ 」と発言したシーンを現地で見てみると、ビーチの状況の悪さ、天気が悪く背後の山々がキレイに見えない点が残念ですが、当然ながら海の臨場感は現地で見たほうが力強く感じられます。
高海千歌がグループ名を「浦の星スクールガールズ」と命名しますが、桜内梨子は「まんまじゃない！ 」と、拒否。その答えを受けて高海千歌が「じゃあ、梨子ちゃん決めてよ。」と提案を促し、渡辺耀が「そうだね。ほら、東京で最先端の言葉とか！ 」と、煽った結果、桜内梨子が思いついたユニット名は、3人海で知り合ったことから着想を得た「スリーマーメイド」。あまりの言葉選びのセンスの無さに高海千歌、渡辺耀は提案をしなかったかのように練習シーンへと回帰。桜内梨子が「待って！ 今の無し！ 」と発言後ランニングシーンへ遷移します。
ランニングシーン中、ユニット名のアイデアが無いかを高海千歌が渡辺耀に聞いてみるのですが、制服マニアな渡辺耀が出した答えは「制服少女隊」。当然ながら高海千歌、桜内梨子との協議の結果ボツに。
その後は海岸に様々な思いついたユニット名を個々に書き出してみるのですが決まらず、桜内梨子より「こういうのはやっぱり言い出しっぺが決めるべきよね。」と発言。桜内梨子の発言に覆いかぶせるように渡辺耀が「賛成！ 」と後押しし、途中で「制服少女隊」や「スリーマーメイド」の件を蒸し返しつつ、ふと海岸を見つめてみると「Aqours」と書かれているのを発見！ グループ名を決めようとしていた時に「Aqours」と言う名前に出会ったことに運命を感じた高海千歌は、ユニット名をそのまま「Aqours」と命名することに決定しました！
ユニット名が決定したシーンのあとは、町内放送にてライブを行う件の告知をスタート！ ライブ告知シーンではライブ告知の放送局の外観部分となる三津会館、浦の星女学院のバス停手前の地面から見上げたようなシーン、安田屋などのシーンが続出。その儀は、沼津駅北口でのビラ配りシーンを経て、高海千歌家でライブの打ち合わせを行うシーンへ目まぐるしく場面が移動。
ライブの打ち合わせを行うシーン中に渡辺耀は終バスに乗り遅れてしまったことに気がつき、高海家の長女高海志満に家に送ってもらうことに。なお、渡辺耀が車で家に送ってもらうシーン中に信号待ちで停車する交差点が、高海千歌の家がある内浦地区と2年生組が練習を行っていた「島郷海水浴場」の間にある獅子浜エリアにあり、実際に行ってみると見学した時間と劇中シーンの時間帯は違えども、実際に交差点方面へ似たようなデザインの軽自動車が迫っているシーンを見ると、実際に「ファーストステップ」の演者となって現場にいるようなな気分になりました。
その後シーンはライブ当日へ。まずは、「三津海水浴場」前の「沼津大瀬湾内めぐりのりば」のシーンから始まり、「長井崎中学校バス停」前に舞台が移動。その後、バスから降りた変装中の津島善子（ヨハネ）が登場。
その後、ライブ会場となる体育館のシーンへと移り、桜内梨子がステージ衣装のスカートが短いことに苦言を呈した後、高見千歌よりμ'sのファーストライブ時の衣装を引き合いに出して説得。決意を決めてライブがスタートします！
ライブが始まってステージを見ると、会場内に居るのは10人ほどのモブキャラな観客に加えて、変装中の津島善子（ヨハネ）、遠くで見守る黒澤ルビィ、国木田花丸、小原鞠莉のみ。スクールアイドル活動を今後も継続的に行う条件である体育館を満員にすることが出来ず、これからライブを行おうとしている「Aqours」の2年生組の表情からは焦りの色が隠せませんが、「Aqours」のリーダー高海千歌の号令の元でライブがスタートしました！ なお、ファーストライブで歌った曲は「ダイスキだったらダイジョウブ!」。
ライブが始まってからしばらくは順調に進んでいたのですが、ライブの途中で途中で停電が発生。しばらくはアカペラで歌ってみたものの、心が折れそうになった瞬間に高海家の次女高海美渡が登場！
高海美渡の口から、ライブのスタート時間の告知を間違えたことについての指摘のあと、敷地内に車がたくさん止まったシーン。そして、「浦の星女学院前」バス停付近の登り坂付近で渋滞が続くシーンを経て、黒澤ダイヤの影の力添えもあって会場内の電源も復旧！
結果、ライブ会場となる体育館は満席となり、今後のスクールアイドル活動の継続が決定的となったところでライブを再開！ ライブ再開後はライブに向けての高海美渡が勤務先でのライブ告知、有能なモブことよしみ、いつき、むつのライブ告知のシーンをバックに「ダイスキだったらダイジョウブ! 」を歌い上げてライブが終了しました。
大歓声を持ってライブが終了後は、「Aqours」からのこれからの決意表明、黒澤ダイヤとのやりとりを経て観客に受け入れられたところでひとまず今回のライブは成功！ 雲から太陽の光が刺す体育館をバックにエンディングを突入し3話が終了しました！
なお、今回取り上げた3話「ファーストステップ」は、ライブ会場となる「長井崎中学校」、「内浦地区」、「獅子浜地区」、「島郷海水浴場」、「沼津駅北口」と、色々な場所が聖地となっているので、「ファーストステップ」のみの聖地巡礼だけではなく、各話で被りのある話の聖地巡りと合わせて行うことをオススメしたいと思います。
（明日の2回につづく）