【聖地巡礼:ラブライブ! サンシャイン!! 1期(2)】「ラブライブ! サンシャイン!! 」1期5話「ヨハネ堕天」の舞台を訪ねてみた
「ラブライブ! サンシャイン!! 」1期5話「ヨハネ堕天」は、題名の如く津島善子(ヨハネ)の主役回。
冒頭からいきなり堕天使感ムンムンな、津島善子(ヨハネ)の実況プレイをネット上に公開するシーンからのスタート! 実況プレイ中はノリノリでしたが、実況終了後に素の津島善子に戻ると、マンションのベランダに出て「やってしまったー! 」と、叫んでしまうくらいに実況プレイを行ったことを後悔。
その後も「何よ堕天使って!」、「ヨハネってなに?」、「リトルデーモン? サタン?」「居るわけ無いでしょ! そんなもん!」と、叫んだ後、ヨハネではなく津島善子としてリア充になることを決意します。
リア充になることを決意したあとは、「浦の星女学院」に入学後の自己紹介の時に、津島善子(ヨハネ)が「堕天使ヨハネと契約してあなたも私のリトルデーモンになってみない?」と、中二病な発言したことをきっかけに不登校になってしまったことを独白。中二病ノリノリな発言を行ったことについて後悔に苛まれるシーンの後、オープニングへと移ります。
オープニングのあとは、学校内で「Aqours」のスクールアイドルランニングチェックのシーンへ。
順位チェック中に国木田花丸の評判が高いことについて話をしていると、国木田花丸がインターネットに繋がるパソコンを見て、「これがパソコン! もしかして、これが知識の海につながっているというインターネット?」と、パソコンの存在に驚愕!
高海千歌が国木田花丸の友人である黒澤ルビィにこういう反応をする理由を聞くと、「実は、お家が古いお寺で電化製品がほとんど無くて。」と、家庭の事情が関係していることを説明。その後、分かりやすい例として、国木田花丸と一緒に沼津市街地に行った時に、洗面台にある蛇口に回し口が無いのにもかかわらず、蛇口の下に手をかざしただけで水が出たことや、同様にトイレの中にあるハンドドライヤーの下にしゃがんでみたら急に風が吹いたことなどに感激して思わず国木田花丸は「未来ズラ! 未来ズラよルビィちゃん!」と、言うセリフが出てきた件について告白しました。
その後は、パソコンの電源を起動中に国木田花丸が押してしまうなどのハプニングもありつつ、国木田花丸による初のインターネット体験をこのシーンで完了! その後の会話の中で3話に出てきた「スリーマーメイド」の件を蒸し返していると、学校屋上に5話の主役となる津島善子(ヨハネ)が隠れているのを国木田花丸が発見! 次のシーンで廊下沿いののロッカーの中に津島善子(ヨハネ)が隠れていると、国木田花丸に「学校に来たズラか?」のセリフのあとに国木田花丸に見つかってしまいます。
国木田花丸に隠れていたところを見つかってしまった津島善子(ヨハネ)は、クラスメートに自分がどう思われているのかを国木田花丸に確認。国木田花丸からは、特に誰も発言に対して気にしていないこと、どうして学校に学校に来ないんだろう?と、クラスメートから心配されていたことを告げられ、津島善子(ヨハネ)は、国木田花丸の協力の下学校に再び登校することを決意します。
まずは、みかん畑を手前に、背景が「浦の星女学院」が映るようなシーンの後、手前の坂道から学校側に登校するシーンにて津島善子(ヨハネ)が登場。設定画では「Aqours」のメンバーの中で1番鼻筋が通っているキャラなので、中二病感のない清楚な美人女子高生を自らブランディングしながら津島善子(ヨハネ)は、学校に登校しようとしたのではと思われます。
登校後はしばらく猫を被ってうまくクラスメートとも交流を深めていたのですが、やはり心の中に眠る堕天使キャラには勝てず、最終的には自らの手で堕天使キャラであることを儀式とともにクラスメートに暴露! 一般的なリア充スクールライフを送る津島善子(ヨハネ)目論見は瓦解してしまいました。
その後は「Aqours」が集まるシーンへと移動。津島善子(ヨハネ)は国木田花丸に「どうして止めてくれなかったの! 」と、叫ぶものの、国木田花丸からは「まさか、あんなものを持ってきているとは思わなかったズラ。」と、フォローしきれなかった旨を伝えられ、「Aqours」の面々にも津島善子(ヨハネ)のキャラクターについての理解が深まるシーンとなりました。
津島善子(ヨハネ)のキャラクターについて理解が深まったところで、津島善子(ヨハネ)が運営する動画チャンネルを発見! 津島善子(ヨハネ)は見てほしくない意思を表明するものの、高海千歌は「かわいい。これだよ、これ! 」と、津島善子(ヨハネ)にスクールアイドルにならないかと勧誘。その後CMへと移動します。
CM後は堕天使スタイルのスクールアイドルの衣装あわせのシーンへ。堕天使スタイルで行くことを決意したあとは、桜内梨子が苦手なしいたけから逃げる際に高海千歌のベランダから隣りにある自室へ飛び上がるように移動したシーンを挟んで、「三津郵便局バス停」前のシーンへ。
「三津郵便局バス停」から沼津駅方面へ向かうバスへは津島善子(ヨハネ)、渡辺耀の2名が乗り込み、その場に残った高海千歌、桜内梨子、国木田花丸、黒澤ルビィが見送る形に。バスが沼津駅方面に走り去った後は、「三津郵便局バス停」前で国木田花丸、黒澤ルビィともお別れします。
ご近所チームこと高海千歌、桜内梨子のシーンに突入後は、「三津郵便局バス停」をバックに、先ほど飛び上がって自宅に戻ったダメージを引きずるように桜内梨子が自らのお尻を擦る場面へ。桜内梨子の「笑い事じゃないわよ! 今度から絶対に繋いでおいてよ! 」セリフからも、このシーンで確実に桜内梨子=犬嫌いキャラが定着したように感じられます。
その後は高海千歌、桜内梨子の会話シーンとなり、高海千歌の背後には12話冒頭に登場するどら焼きが美味しい「松月」が。さらに後のシーンに登場した「三津郵便局バス停」待合室内に貼られた看板の文言を見ると、現実の待合室内の看板と同様に本編でもうっすらと「伊豆三津シーパラダイス」のパラダイスの文言が記されているのが確認できます。
次のシーンでは、堕天使アイドルとしてPVを作成! 特に堕天使スタイルの黒澤ルビィの評判が良く、ランキングもうなぎのぼりだったのですが……、堕天使スタイルなPVを見て激怒した黒澤ダイヤより生徒会室へ「Aqours」の1年生組、2年生組が召喚! 黒澤ダイヤは堕天使スタイルのPVを見た上で、ランキング上位を目指すなら付け焼き刃な方法では駄目なことを指摘! 指摘を受けて渡辺耀がランキングがUPしたことを話すのですが、改めてランキングを見るように黒澤ダイヤに促されてランキングページを見てみると、順位は何と急降下! 「Aqours」の1年生組、2年生組が現実を見たシーンのあとは、「長井崎中学校バス停」のすぐ近くの海側へと舞台が移動。
「長井崎中学校バス停」から海側に移動したところに小さな堤防があるのですが、その堤防の上に「Aqours」1年生組、2年生組が集結! 堤防の上で黒澤ダイヤに言われたセリフを思い返して反省会を行いました。
反省会冒頭で津島善子(ヨハネ)より、「そうよ。イケなかったのは堕天使。やっぱり、高校生になって通じないよ。」と、自省する言葉を残し、スクールアイドルも辞める意思を表明してその場を離脱。津島善子(ヨハネ)が離脱したあとは、国木田花丸より津島善子(ヨハネ)は、ずっと普通だった自分が本当の姿なのか?本当はキラキラしている姿が本当の姿なのでは?何かのはずみでこうなってしまったのでは! と、自問自答した結果、自分は堕天使(本当の姿)であると結論づけて今に至るのではと見解を述べました。
「長井崎中学校バス停」のシーン後は、津島善子(ヨハネ)の自宅シーンへ。自宅シーンでは本当の自分と思える姿に戻る堕天使グッズをダンボールの中に収めて堕天使としての自分を捨てることを決意。堕天使グッズを捨てた直後に堕天使スタイルな衣装を着た「Aqours」1年生組、2年生組が集結! 1年生組、2年生組全員で「堕天使ヨハネちゃん。スクールアイドルに入りませんか?」と、津島善子(ヨハネ)に声をかけ、「Aqours」に入って欲しい旨を伝えます。
この場面では津島善子(ヨハネ)に拒絶されてその場をから逃亡。しばらくの間劇中でも逃亡シーンが続きます。
なお、実際に現場で逃亡シーンを巡ってみると、ものすごく長い距離を走って逃亡したことが伺える津島善子(ヨハネ)逃亡ルートを巡っていきます。
まずは、逃亡シーン冒頭の自宅脇からの逃亡シーンを現場で見てみると、津島善子(ヨハネ)の背後に出ている「(株)フジイ」の看板の文字のフォントまで再現していることに驚き! 次のシーンで登場する「アーケード商店街」ゲート手前の横断歩道逃亡シーンでは、ゲートの姿はもちろんのこと、背景のビル、信号の形状に至るまでほぼ完璧に再現されていました。
続いては、一気に沼津駅へと近づいてシーンは「仲見世商店街」へ。劇中では左手に「香川飯店」、右手に「つぼみ庵」と並んでいましたが、現実にはほぼ同じレイアウトで「香香飯店」、「つばき庵」が。その後登場した沼津駅は、3話でビラ配りを行った北口ではなく南口となっており、駅のデザインはJR東海のロゴが劇中シーンに無い意外は現実世界の沼津駅そのままのデザインを採用! その後は、沼津駅から地下道方面に走っていくシーンから再び「仲見世商店街」へと戻り、一気に舞台は沼津駅から2kmほど南下した沼津港方面へとワープ!
沼津港エリアに入って最初に表示されるのは、店内に「Aqours席」もある「沼津バーガー」。「沼津バーガー」前を通り過ぎていくと、しばらく沼津バーガーから港方面へと走り去っていくシーンが続きます。沼津バーガーから港方面に走り去っていくシーンを見ると、劇中では「大田水産株式会社」と表示されていた看板が、現実では「大信水産株式会社」になっていたりと、現実の劇中シーンとの違いを見つけるのも面白いかも知れません。
「沼津バーガー」前の道を走り去っていくシーンのあとは、11話「友情ヨーソロー」で小原鞠莉と渡辺耀の会話シーンでも登場した「沼津港大型展望水門びゅうお」の前で逃亡シーンは終了! その後は高海千歌の説得に応じ堕天使スタイルを捨てずに「Aqours」に加入することを決意。堕天使の証である黒い羽を高海千歌から受け取り津島善子(ヨハネ)は、堕天使スタイルを捨てること無くスクールアイドル「Aqours」に加入(堕天)することを決意。その勢いでエンディングへと突入しました。
5話「ヨハネ堕天」については、冒頭や逃亡シーンに出てくる狩野川沿いの「沼津リバーサイドホテル」付近、「浦の星女学院」のモデルとなった「長井崎中学校」エリア、様々な聖地が軒を連ねる「三津郵便局バス停」、「沼津駅」、「沼津港」などが登場! 聖地になりえる場所が細かく分かれているだけではなく、後半部の津島善子(ヨハネ)逃亡シーンを巡ってみると、想像以上に長い距離を走りきったシーンであることに驚きました!
なお、沼津駅周辺の津島善子(ヨハネ)逃亡シーンについては、聖地となるエリアが点在しており、沼津駅周辺の逃亡ルート見学時には徒歩。沼津港方面の聖地巡礼を楽しみたい方は沼津駅から路線バスが出ているので、無理をせず公共交通機関もうまく使って聖地巡礼を楽しむことをオススメしたいと思います。
(明日の第3回につづく)