ライフ

現役女子高生に聞いた、「ひとりでいたくない」イベントの1位は「誕生日」、学校では「昼食」~イマドキJKのSNS別キャラ属性も調査

[2017/11/21 15:45]

 スマホに特化したリサーチ事業を展開する株式会社テスティーは、全国の現役女子高生500名を対象に「ひとり」に関するアンケート調査を実施、結果を発表しました。


女子高生の98.3%が「LINE」ユーザー。8割が利用するTwitterではキャラの使い分けも

 女子高生が利用しているSNSの第1位は「LINE」で98.3%。第2位は「Twitter」で80.0%、第3位は「Instagram」で56.7%となりました。ほぼ全ての女子高生が「LINE」を利用していることになります。

 そして、SNSを1つ以上利用していると回答した人を対象に「SNSの使い分け」についてフリー回答にて調査したところ、「LINE」は知り合いとの連絡手段、「Twitter」と「Instagram」は趣味用というように、目的によってSNSを使い分けている様子が伺えました。また、SNSによって自身のキャラクターを使い分けている人もいるようです。

 “デジタルネイティブ世代”だけに自然に使いこなしているようですが、「SNSに疲れたことはありますか?」という質問には51.4%が「ある」と回答。女子高生でも半数以上が「SNS疲れ」を感じたことがあるとわかりました。


ひとりでいたくないイベント第1位は「誕生日」、学校生活では「昼食」

 「特にやることがないときにどのような行動をとりますか?」という質問には、22.5%の女子高生が「友達を誘う」と回答。77.5%の女子高生は「ひとりで過ごす」と回答しました。

 およそ8割もの女子高生が、特にやることがない場合にひとりで過ごすということが判明したので、「ひとりで行ったことのある場所」についても調査。

 その結果、第1位は「ファストフード店」で47.8%、第2位は「喫茶店・カフェ」32.9%、第3位は「映画館」25.7%となりました。女子高生のほとんどは、ひとりの場合には入りやすいファストフードやカフェなど健全な場所でひまをしているようです。

 さらに、「ひとりでいたくない」イベントを尋ねたところ、第1位は59.0%で「誕生日」、第2位は42.0%で「クリスマス」、第3位は19.5%で「バレンタイン」となりました。

 また、学校生活において「ひとりでいたくない」場面を尋ねると、第1位は66.1%で「昼食」、第2位は31.3%で「教室移動」、第3位は15.7%で「購買・買いもの」という結果に。

 女子高生の3人に2人は、学校での“ぼっち飯”を避けたいと考えていることがわかります。

リア充が多いのはインスタ系女子? 女子高生のSNS別キャラ属性

 調査を実施したテスティーでは、「投稿数の多いSNS」と趣味などの質問を掛け合わせて算出した結果を分析。女子高生におけるSNS別のキャラクター属性を作成しています。

 「LINE」は98.3%。「Twitter」80.0%、「Instagram」56.7%の女子高生が利用しているので、すべて、あるいは複数利用している女子高生が多いと思われます。

 使っているSNSでキャラ属性を決めるのは少々乱暴ではありますが、LINEでつながる家族や仲間に見せるのはLINE系女子の顔、趣味のネット友達にはTwitter系女子の顔、Instagramで見せたいのはちょっとよそゆきの顔、というように見てみるとけっこう当たっているかもしれません。


Twitter系女子のプロファイル

・「キャラの使い分けをしている」と回答した女子高生が34.8%とLINE、Instagramに比べ高い傾向。
・「外向的/どちらかというと外向的」と回答した女子高生は最も少なく36.4%。
・SNSの中でTwitterの投稿数が最も多いと回答した女子高生は、他のSNS利用者に比べ自身を「内向的」だと考えている。

LINE系女子のプロファイル

・「キャラの使い分けをしている」と回答した女子高生は16.0%と少なく、「普段通り」にLINEを利用している。
・いずれの質問においてもInstagramとTwitterの中間的な結果。
・LINEの利用方法では「連絡用」という回答が最も多く挙がった。

Instagram系女子のプロファイル

・趣味にアニメ・マンガがランクインせず、ファッションや食事といったまさに「インスタ映え」しそうなものを趣味として挙げる女子高生が目立つ。
・何もすることが無い場合に「人を誘う」と回答した女子高生は30.4%と最も高い。
・「外向的/どちらかというと外向的」と回答した女子高生は44.3%と最も多い。

[工藤ひろえ]