2017年新語・流行語大賞が発表！　大賞は「インスタ映え」「忖度」。トップテンに「35億」「ひふみん」「フェイクニュース」など～ネットでは「“睡眠負債”って聞いたことない」の声がちらほら

　12月1日(金)、2017年のユーキャン新語・流行語大賞が発表されました。大賞は「インスタ映え」「忖度」の2語が受賞。

　トップテンには、今年ブレイクしたお笑い芸人・ブルゾンちえみさんの決めゼリフ「35億」や、史上最年少の14歳2カ月でプロ棋士となった藤井聡太さんの活躍から巻き起こった将棋ブームでからテレビでひっぱりだことなった加藤一二三さんの愛称「ひふみん」などが選ばれています。

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　今年の選考委員会は、姜尚中さん（東京大学名誉教授）、俵万智さん（歌人）、室井滋さん（女優・エッセイスト）、やくみつるさん（漫画家）、清水均さん（『現代用語の基礎知識』編集部長）の5人で構成。

　2016年は「保育園落ちた　日本死ね」をトップテンに選んだことで、「偏向している」「こんな汚い言葉を選ぶのはいかがなものか」などネットで大きな批判を浴びた新語・流行語大賞ですが、今年はそこまで批判されている受賞ワードはないようです。

　2017年の受賞ワードは以下の通り。

＜トップテン＞
　35億
　Jアラート
　睡眠負債
　ひふみん
　フェイクニュース
　プレミアムフライデー
　魔の2回生
　〇〇ファースト

＜選考委員特別賞＞
　9.98
　29連勝

　今年の結果に、ネットでは昨年のような批判は上がっていませんが、「睡眠負債とか聞いたことない」など、「睡眠負債」という言葉を知らなかったという声がちらほら見られます。

　「睡眠負債」については、今年6月にNHKスペシャルで「睡眠負債が危ない～“ちょっと寝不足”が命を縮める」が放送され、健康に関心の高い人々の間で話題になりました。NHKスペシャルの番組ページでは、「睡眠負債リスクチェック」のセルフテストもできますので、流行語を見て「睡眠負債って何？」と思った方は番組ページを見てみることをおススメします。