痴漢と勘違いされるかも? な行動はこれ! 1位「空きスペースがあるのにわざと近寄ってくる」~ジャパン少額短期保険が「通勤トラブルに関する意識調査」発表
「この人痴漢かも?」と女性が思う行動は
通勤トラブルで、男性にとって最もおそろしいのが痴漢冤罪。身に覚えがないことでも冤罪の証明は難しく、マスコミに名前まで報道されてしまったら、最悪の場合は家庭や仕事、すべてを失ってしまうおそれがあります。
今年は、ラッシュ時に痴漢を疑われ線路内に男性が逃亡する事件が3月以降多発、なかには亡くなる方まで出てしまいました。
とはいえ、電車に乗らないことには出勤できません。そんな中で痴漢と間違われないよう、男性たちはどんなことに注意しているのでしょうか。
1位は「女性に触れないようにする」で47.8%、2位「乗車時は手をあげる」41.5%、3位「満員電車を避ける」22.4%という結果になりました。
一方で、女性はどんな時に“この人痴漢かも?”と疑うのでしょうか。人それぞれ感じ方が違うものの、1位は「空きスペースがあるのにわざと近寄ってくる」で、62.2%に上りました。2位は「手のひらが触れる」で47.0%。3位「手が下の方にある」33.0%。
男性の対策2位となった「乗車時は手をあげる」はかなり有効といえそうです。吊革は、両手で持つ習慣をつけるといいかもしれません。
2人に1人の女性が通勤中に痴漢被害に!
痴漢冤罪が問題になるのも、そもそも痴漢被害が多いため。調査では、57.8%の女性が通勤中に痴漢にあったことがあると回答しています。
女性に痴漢被害に遭わないために気を付けていることを聞くと、1位は「女性専用車両に乗る」22.9%、2位は「露出の高い服装を避ける」21.1%、3位は「満員電車を避ける」18.5%という結果になりました。
ラッシュ時でも比較的空いている女性専用車両を見た男性からは不満の声も聞かれますが、女性には役に立っているようです。
忘年会シーズン飲み過ぎ注意! 楽しい気分が一気に興ざめなトラブル体験
もうすぐ忘年会シーズン。楽しく飲み会を終え、帰宅途中にとんだ災難にまきこまれたという人は22.5%と2割を超えました。
エピソードをきいてみると「電車を乗り過ごした」「帰宅途中に路上等で寝てしまった」といった“あるある”な体験が多かったものの、中には「いきなり知らない人に絡まれて、顔面を殴られた」「バッグや財布を盗まれた」「泥酔して身ぐるみを剥がされパンツ1枚で警察沙汰になった」といったシャレにならない事例も。
また、「飲み過ぎて電車で帰宅中に気持ち悪くなり、社内やホームでおう吐し周囲に迷惑をかけた」「乗り過ごして知らない駅で降ろされて、帰り道と思われる方向に住宅街を歩いていたら不審者と勘違いされ、住人数名に取り囲まれた」など、周りにご迷惑をおかけしてしまったという体験談も寄せられています。
そのほかにも、「知らないお店のよびこみに執拗に追いかけ回された」など様々なエピソードが寄せられたとのこと。夜は酔っている人がふだんより多くなる時期だけに、一年の最後にとんでもないことにならないよう、お酒はほどほどがいいかもしれません。