ひとりで過ごすクリスマスは今や多数派! “クリぼっち”でも20~30代の約7割が「寂しいと思わない」~2017年「ひとり暮らしとクリスマスに関する意識・実態調査」
株式会社レオパレス21は、クリスマスシーズンを目前に、「ひとり暮らしとクリスマスに関する意識・実態調査」を実施、結果を発表しました。対象は、全国のひとり暮らしをしている20~30代の社会人男女計600名。
調査では、クリスマスをひとりで過ごす人が65.0%と6割超に。また“クリぼっち”を「寂しいと思わない」人が約7割と多数派となりました。イマドキの若者は、昭和のバブル時代のようにクリスマスだからと無理に予定を作ったりすることはなく、自然体でまったり過ごしたい人が多いようです。
“クリぼっち”でも、約7割が「寂しいと思わない」
今年のクリスマスをひとりで過ごす予定の人は65.0%。昨年度の52.2%から12.8%と大きく増加しました。
いわゆる“クリぼっち”が増えているわけですが、“クリぼっち”を「寂しいと思わない」は69.5%と約7割を占め、多くの人はひとりでもべつに寂しいとは思っていないことが判明。
寂しいと思わない理由では、「クリスマスだからといって普段と変わらないから」を上げる人が79.0%と圧倒的に多く、次いで「ひとりでゆっくり過ごしたいから」33.6%が続きます。「余計な出費をしたくない」という人も14.8%に上り、クリスマスだからとはしゃいであれこれ買い物をしたり外食したりするのは無駄な出費と感じている人も一定数いるようです。
さらに、理想のクリスマスの過ごし方は、「ひとり、家でまったり過ごす」38.5%が1位に。次いで「彼氏、彼女、意中の相手と家でまったり過ごす」29.5%が2位となりました。
クリスマスというと“彼氏彼女とおしゃれなレストランで食事”といったイメージがありますが、不況の時代に育ったいまどきの20~30代は、ひとりでも二人でも、“家でまったり”派が多数派となっています。
でも、クリスマスプレゼントで欲しいもの1位は「恋人」
現在恋人がいない人にクリスマスプレゼントで欲しいものを尋ねたところ、1位は「恋人」で、27.8%に。ひとりでも寂しくない人が多いものの、3割近くの人はやはり恋人が欲しいと思っているようです。
2位以下は洋服、時計、靴、鞄、貴金属・ジュエリー、最新のスマホ、化粧品、4Kテレビ、ロボット掃除機とモノばかり。恋人がいない人への質問なのですが、残り7割強の人は、恋人よりモノという結果に。
もっとも、クリスマスプレゼントに恋人がもらえるわけもないので、現実的に欲しいものを回答した人が多かったということかもしれません。
20~30代では、半数がクリスマスの写真をSNSに投稿
クリスマスの写真を撮る場所は、「屋外のイルミネーションスポット」65.5%、友人宅も含む「家の中」57.0%がツートップ。外食やテーマパークを上げる人はいずれも3割以下で少数派となり、ここでも“わざわざ感”のない自然体の人が主流のようです。
撮った写真をアップする先はインスタグラムが28.9%と最多。次いで、Twitter 19.7%、Facebook 14.1%の順となりました。「写真をアップしない」は50.0%でちょうど半数。
街で見かけたイルミネーションや装飾、ケーキなどたいていの人がスマホで写真を撮っていると思いますが、若い世代でも撮った写真をSNSにアップしない派が意外に多いことがわかりました。