ゲーム・ホビー

フィギュアで透けるような肌のグラデを実現! バンダイのプラモを進化させる新ブランド「Figure-riseLABO」誕生~水着のエナメル感も再現した第1弾「ホシノ・フミナ」

[2018/3/29 21:57]

 バンダイホビー事業部が29日、これまでのプラモデル技術を発展させ、今までプラモデルやフィギュアでは実現できなかった表現を研究し、実現に向けて進化させていく新プロジェクト「Figure-riserLABO」を立ち上げたと発表しました。プラモデルでの表現を研究テーマに置き、その研究テーマに沿った商品を、今後発売していくとしています。

 Figure-riseLABOプロジェクトの研究テーマ第1弾は「肌」の表現。バンダイの特許技術であるレイヤードインジェクションの研究進化により、表面の成形の厚みを調整し、その下にある成形の色味を透過させることで、肌の赤みや、陰影の美しいグラデーションを彩色することなく成形色のみで実現。この技術は特許出願中とのこと。

 この技術を用い、プロジェクトの第1弾として「ガンダムビルドファイターズトライ」シリーズに登場した、「ホシノ・フミナ」をモチーフにした「Figure-riseLABO ホシノ・フミナ」(メーカー希望小売価格税込5,940円)が、2018年6月に発売されます。本技術を、ホシノ・フミナの頬のチークやお腹のシャドウ、脚の血色の良い肌の部分に用いることで彩色では表現できなかった、透明感のある肌の質感を実現したとしています。

Figure-riseLABO ブランドPV

 また、水着の部分には、グロスインジェクションの技術を採用し、光沢のあるエナメルのような素材感を表現。肌の質感との違いを出し、より実体感のあるホシノ・フミナを楽しめるとしています。

 なお、第2弾のプロジェクトも「衣装と髪表現」を研究テーマに、成形技術での表現を日々研究しているとのことです。

※商品画像は開発中のものです。

[古川 敦]