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東京23区マンション価格上昇率ランキング発表! 1位は台東区。2位足立区、3位葛飾区など東京の東エリアの価格が上昇傾向

[2018/4/25 17:31]

 株式会社マンションマーケットは、運営するマンション相場情報サイト「マンションマーケット」のデータを基に、東京23区を対象とした区ごとの平均平米単価を算出。2017年1月と同年12月の平均価格の上昇率が高い区を調査し、結果を発表しました。

 調査の対象エリアは東京23区。対象マンションは「マンションマーケット」に掲載されている、駅徒歩10分圏内のマンションとなります。

そこで、今回マンションサプリでは、東京23区内のマンション価格(㎡単価)が2017年でどのくらい変動したかを調べました。

東京23区内&駅徒歩10分圏内のマンションを対象とした、2017年の値上がり率ランキング(1平米単価)。クリックで拡大します

 調査結果では、2017年の年初から年末までに、最もマンション価格が上がったのは「台東区」で、値上がり率は約5.3%。

 また、2017年のマンション価格は23区全てで上昇しています。台東区に次いで上昇率が高いのは足立区の5.2%、葛飾区の4.9%となりました。4位5位は港区・千代田区ですが、6位以降に荒川区、北区などがつづきます。

 逆に、上昇率が低いエリアは世田谷区、品川区、目黒区など。

 全体で見ると、西エリアよりも東エリアの方が上昇しています。この点について、東エリアは東京駅などの主要駅に行きやすいも関わらず、同距離内圏内の西エリアよりも価格が安い傾向があることが価格上昇につながったのではないかとマンションマーケットは分析しています。

 1位の台東区については、2014年から2016年までの2年間で、外国人観光客が約526万人から約830万人と、約304万人増加(台東区HP)。

 民泊解禁で、訪日観光客を中心とした観光客狙いの民泊物件需要も上がっており、結果的にマンション価格も上昇したと分析しています。

[工藤ひろえ]