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無料タクシー「nommoc」プロジェクト始動! スマホで配車し車内に広告を流すことで運賃を無料に~日本最年少社長として話題になった吉田氏がクラファンで資金調達

[2018/5/8 13:00]

 15歳でのセブンセンスを起業し、日本最年少社長として話題になった吉田拓巳氏(22歳)が、新会社となるnommocを設立し、新サービス「nommoc(ノモック)」のプロジェクトを2018年5月8日(火)からスタートさせました。「nommoc」はスマートフォンアプリで配車して、目的地まで無料で乗れる、「未来の移動体験を提供するサービス」としています。

 目的地に着くまでの間、車内のディスプレイには、ユーザーが関心を持っているお店や商品についての最新の情報が流れ、フリーペーパーを読むように、ディスプレイを見るだけで、行きたい場所に無料で行くことができるとのこと。さらに、AIの技術で「nommoc」は進化し、行動パターンを分析し、先回りしてスタンバイすることや、好みを学習し、より高い精度で、オススメの行き先や欲しい情報を届けてくれるようになるとしています。

 同社では、「移動時間中もその人の人生を豊かにするために必要な情報が収集できるという、移動中の時間的価値が飛躍するサービスになると思っております。移動中も人々に価値を与え、そして、乗ってからも目的が生まれるという従来の目的があり移動するという構造を覆し、全く新しい時代設計に挑戦したい」としています。

移動を無料に nommoc

 「nommoc」は、2019年3月サービス開始を目指して開発と資金調達を行なう予定で、その第1弾として2018年5月8日20時より日本初のマッチングサービス「FUNDINNO」を利用した約5,000万円の資金調達を実施し、1年後には、東京、福岡エリアを中心に、未来の移動体験を実現できるようになるとしています。

 まず初年度、福岡・天神を中心に試験運用し、そこで得られた知見や認知をベースに2020年を目標に日本主要都市で展開。インバウンドが最も盛り上がる2020年を経て、事業を拡大・再投資を行ない海外市場へと進出したいと考えているとのことです。

吉田拓巳氏
[古川 敦]